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「誰か助けて!」真夏の公衆トイレに閉じ込められた私。助けに来た彼氏の“信じられない言葉”に凍りついた

 夏の風物詩といえば怪談話。あなたは背中がゾクッとするような不思議な体験をしたことがありますか?  今回は、ひょんなことから恐ろしい目に遭ってしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。

神社で夏祭りを楽しんでいたら尿意が

公衆トイレに駆け込んだ 城田加奈子さん(仮名・30歳/契約社員)は、彼氏の悟史さん(仮名・29歳/メーカー勤務)とお付き合いを始めて2年目。ある休日、悟史さんと街ぶらデートを楽しんでいたらちょうど神社で夏祭りをやっていました。 「ホント偶然だったのですが、つい浴衣姿の人々や盆踊りにわくわくしてしまい、急きょ出店でイカ焼きや焼きそばを買って夕食にすることにしたんです」  お祭りの楽しい雰囲気につられたふたりはビールも進んでしまい、ほろ酔い状態で射的やヨーヨー釣りなどを楽しんでいると、加奈子さんはトイレに行きたくなってしまいました。 「ですが、トイレには長蛇の列ができていて。その時にふと、さっき前を通った公園に公衆トイレがあったのを思い出して、慌ててそっちに向かったんですよ」  切羽詰まっていた加奈子さんは、悟史さんにLINEで公園のトイレまで行ってくる旨を伝え、早歩きでトイレに入りました。

鍵が開かない! 公衆トイレに閉じ込められて

「そして無事に用を足してホッとしながらトイレのドアを開けようとしたら……さっき普通に締めたはずの鍵が、固くなっているんです。押しても引いてもどうやっても開かなくなってしまって、血の気が引きましたね」
トイレ

※写真はイメージです(以下同)

 いきなり個室に閉じ込められてしまった加奈子さんは、いくら限界状態だったからといって、こんな人気のない公園のトイレにひとりで入ってしまったことをとても後悔しました。 「怖くてたまらなくなり、すぐに悟史に電話をしたのですが、なぜか何度かけてもブツッと切れてしまって。助けてとメッセージも送りましたが悟史からなんの連絡も返ってこず不安な気持ちばかりがどんどん膨らんでいったんです」
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焦りと暑さで汗だくになり、消耗する一方
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