吉沢亮×横浜流星『国宝』コンビは13年前に“親友役”で共演してた!?──仮面ライダーで交わした“涙の名セリフ”とは
6月6日公開以来、歌舞伎の世界を描いた長編大作映画『国宝』が快進撃を続けています。
9月23日時点で興行収入は150億円を突破。興行収入173.5億円で実写邦画1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開)を、追い抜くかどうかというほどの社会現象を巻き起こしているのです。
また、アメリカのアカデミー賞・国際長編映画賞の日本代表作品にも決定し、世界でどのような評価を得るのか注目が集まっています。
『国宝』は吉沢亮さんが主演し、横浜流星さんが準主役を演じています。
後に歌舞伎役者として国宝となる喜久雄(吉沢さん)は、任侠の一門に生まれるも、組同士の抗争によって父を早くに亡くし、上方歌舞伎の名門の当主に引き取られます。そこで出会ったのが当主の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介(横浜さん)。
生い立ちも才能も異なる喜久雄と俊介は、ライバルとして互いに高め合いながらも、喜久雄は数奇な運命によって歯車が狂わされていき、もがき苦しみながら壮絶な人生を歩んでいくという物語。吉沢さん演じる喜久雄と横浜さん演じる俊介は、最高の親友でありながら、才能と血筋という“持つもの”の違いから、対照的な人生を歩んでいくのです。
さて、そんな『国宝』コンビとしてムーブメントを巻き起こしている吉沢亮さんと横浜流星さんは、ご存知の方も多いと思いますが、出世作となったのは東映の特撮作品。
吉沢さんは、福士蒼汰さん主演で2011年から2012年にかけて放送された『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)をきっかけにブレイク。主人公ライダーの仲間となる「朔田流星/仮面ライダーメテオ」役でした。
横浜さんは、志尊淳さん主演で2014年から2015年にかけて放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)をきっかけにブレイク。スーパー戦隊のグリーンに相当するキャラである「ヒカリ/トッキュウ4号」役でした。
特撮作品という共通点はあるとはいえ、吉沢さんは仮面ライダーシリーズ出身、横浜さんはスーパー戦隊シリーズ出身ということで、さほど接点はなかったように思われるかもしれません。




