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「何を着ても老けて・太って見える…」のはなぜ?奇跡の48歳が教える“姿勢”を秒でなおす方法

 骨格補正メイク専門家の池田曜央子(いけだ・ようこ)です。元設計士の私が考案した顔の比率を補正する『骨格補正メイク』を、センス不要で理論的なメイク法として書籍などで発信しています。  一般向けメイクレッスンや第一印象の講座などを開講しているなかで、気になることがあります。それは「姿勢」です。
池田曜央子

池田曜央子さん。48歳には見えない!

 年末に向けてパーティーや忘年会などが増える時期ですが、メイクやファッション以上にパッと見の第一印象を決めるのは、実は「姿勢」の美しさ! 何を着てもなんとなく老けて&太って見えるとしたら、それは姿勢のせいかもしれません。  今回は「あ、なんか素敵な人がいる!」と注目される、簡単な「美姿勢のコツ」をお届けします。

まず、誰かに横と後ろの姿を撮ってもらう

姿勢が悪かった筆者

42歳頃の池田さん。ウォーキンングレッスンで知った姿勢の悪さ

 私が自分の姿勢の悪さに気づいたのは、まだ太っていた42歳の頃、初めてのウォーキングレッスンで横姿を動画で撮ってもらった時でした。 「え……人からはこんなふうに見えていたの?」と、あまりの不恰好さに衝撃を受けました。ストレートネックで首が前にでていて、さらに猫背で巻き肩なのです。  正面の自分は毎日鏡で見るけれど、実は人から一番見られているのは横と後ろ姿です。まずはご家族やお友達にお願いして「普段の姿勢」を撮ってもらってみてください。自分のクセが客観視できるので、現状を知る第一歩。
レッスンのビフォーアフター

生徒さんの美姿勢レッスンの様子。素敵なワンピが美姿勢でさらに引き立ちます

 ここからは、悪い姿勢をなおす簡単なコツを、ご紹介しましょう。

美姿勢のコツ1. 骨盤を立てる

 これは美姿勢の基本です。たいていの方は骨盤が前傾か後傾しています。「骨盤を立てる」状態はわかりづらいので、おすすめは「壁立(かべだち)」です。
セミナーの様子

ハローワークでの第一印象セミナーにて。みんなで壁立に挑戦

 姿勢のレッスンで一番最初にお伝えしていることなのですが、まず後頭部・背中・お尻・かかとを壁にピタッとつけ、腰と壁の隙間をできるだけ埋めるように立ちます。「骨盤が立つ」感覚が少しずつつかめてきます。  ちなみに私は毎朝5分、コーヒーのお湯を沸かす時間を利用して、キッチン近くの壁にピタッと張り付いています。気を抜くとすぐに楽な姿勢に戻ってしまうので、毎朝の形状記憶を習慣にするのがおすすめです。
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美姿勢のコツ2. お腹を引っ込める
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