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キンプリ岩橋玄樹だけじゃない。星野源、堂本剛…パニック障害と闘った芸能人たち

 King & Prince(キンプリ)の岩橋玄樹(21)が、長年抱えていたパニック障害の治療に専念するため、11月初旬から芸能活動を休止することを発表しました。岩橋本人が10月19日のドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)で「僕、ずっとパニック障害というものと闘ってきて」と告白したことも。  デビューシングル『シンデレラガール』が初週に57万枚以上を売り上げるなど、ジャニーズの新時代を担うグループとして期待が高まっていた矢先だったため、ファンを中心に心配する声が広がっています。  パニック障害とは、突然訪れる恐怖感や不安感により、激しい動悸、めまい、呼吸困難などの症状が出るもので、実は芸能人でパニック障害を患っていたという人は少なくありません。そこで今回は、パニック障害の過去をカミングアウトした芸能人を紹介。みんな乗り越えて今も活動しているわけで、きっと岩橋玄樹さんも大丈夫…と希望がわいてきます。

堂本剛:15歳の頃、単身上京したことがきっかけ

堂本剛著『ココロのはなし』

NHK BSプレミアムにて放送されていた『堂本剛のココロ見』を書籍化した本書にも、苦悩が綴られていた(堂本剛著『ココロのはなし』より)

 ジャニーズ事務所で岩橋玄樹の先輩にあたるKinKi Kidsの堂本剛(39)も、過去にパニック障害を患っていたと告白しています。15歳で地元・奈良から単身上京した彼は、その頃から精神的に不安定な状態になり、パニック障害や過換気症候群(極度の緊張などから過呼吸状態になること)を患うようになったそうです。  著書では「10代の頃の記憶はほとんどない」、「死にたいと思って生きていた時期があった」といった衝撃的な内容も語っています。彼が10代の頃と言えば、数多くのドラマに主演し、バラエティ番組では明るい笑顔を絶やさなかった印象がありますが、その裏ではパニック障害に苦しんでいたんですね……。

IKKO:テレビで活躍する以前に発症していた

 美容家のIKKO(56)は、WEBメディアのインタビューなどで過去のパニック障害をカミングアウトしていましたが、10月29日放送の情報番組『ビビット』(TBS系)でも、自身がパニック障害を患っていた当時に言及。
IKKOオフィシャルサイト

テレビなどのメディアに多く登場するようになる以前に、パニック障害が発症していたというIKKO(IKKOオフィシャルサイトより)

 最初にパニック障害の症状が現れたのは、IKKOがテレビタレントとして活躍するようになる数年前の39歳のときだったそうです。顔面まひやめまいといった症状が現れ、電話恐怖症のような状態にもなっていたとか。また、「閉鎖された中にいると、苦しくなったときに、ここから出られるのかな?」といった不安に襲われたそうで、飛行機や新幹線にもなかなか乗れなかったといいます。  ですがその後、友人のやさしさやアドバイスもあり、気持ちにゆとりを持って生活できるようになると、症状も改善していったそうです。

星野源:少年期から患うも、ある一曲に救われた

 ミュージシャンや俳優としてマルチに活躍する星野源(37)は、少年時代のいじめが原因でパニック障害を発症してしまったといいます。精神安定剤を服用しても症状は治らず、高校生の頃には家から出られなくなり、登校できなくなったとか……。  けれど、そんな高校時代に、クレイジーキャッツの『だまって俺についてこい』という曲の、「そのうちなんとかなるだろう」というフレーズに感銘を受け、心が前向きになれたのだそうです。クレイジーキャッツの曲で彼が救われたように、今度は彼の歌でパニック障害を患っている方が少しでも快復に向かうといいですね。
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