好きな男性に会うため、50万円借金した女性を待っていたのは
恋しているときは無我夢中で、ムチャなことでもしてしまうもの。
好きな男性に会うために放火して処刑された江戸の「八百屋お七」や、王子様に会いたいがために声と故郷を捨てても報われなかった「人魚姫」など、恋愛の情熱で身を滅ぼす女性が描かれる作品は数多く、枚挙にいとまがありません。
さて、現実にも好きな男性に会うために“やらかして”しまう女性はいるようで…。恋ゆえにお金の失敗をしたという女性の話を聞いてみました。
山村明穂さん(仮名・25歳・派遣社員)は、最近行きつけのバーでよく会う常連の男性Mさん(32歳・グラフィックデザイナー)の事が気になっています。
「よく会うといっても、以前は1~2週間に1度のペースでそのバーに通っていたのですが…」
Mさんとお近づきになりたいと観察しているうちに、自分の他にも彼を明らかに狙っている女性客(20歳・デザイン系専門学校生)を発見し、彼女に負けたくなくて週4ペースで通う事にした明穂さん。
「バーで飲むと1回4千円はかかりますし、終電を逃してタクシーで帰宅する事もあって…月に7~8万円飛んでしまうんですよね」
貯金も無く、給料手取り18万で家賃6万円のアパートで一人暮らしのをしている明穂さんには正直かなり痛い出費です。
「ライバルの専門学校生は、実家暮らしで親が金持ちらしいんです。だからお金の事なんて気にせずMさんと毎日のように飲んでいるんですよ! 人の苦労も知らないで…」
明穂さんは、ついカードローンに手を出してしまいます。
「ついに禁断の借金をしてしまったので、普段から節約しようと食費を削ってしばらく1日に柿の種1袋と水と野菜ジュースだけの生活を送っていました」
ですが、あっという間にカードローンの限度額50万円まで借りてしまった明穂さん。
「ちょこちょこ引き出していたらアッと言う間に限度額でしたね。なんかリボ払いなので返済額も大した事ないし、だんだんマヒしてきて彼に会うための洋服を買ったりして…バカですよね」
もう、これ以上無理は出来ないと観念し「今日からしばらくこのバーに来れなくなるの」とMさんに話しながら飲んでいたら…。

写真はイメージです(以下同じ)
バーの常連男性をライバルに取られたくなくて通うことに
Mさんとお近づきになりたいと観察しているうちに、自分の他にも彼を明らかに狙っている女性客(20歳・デザイン系専門学校生)を発見し、彼女に負けたくなくて週4ペースで通う事にした明穂さん。
「バーで飲むと1回4千円はかかりますし、終電を逃してタクシーで帰宅する事もあって…月に7~8万円飛んでしまうんですよね」
貯金も無く、給料手取り18万で家賃6万円のアパートで一人暮らしのをしている明穂さんには正直かなり痛い出費です。
「ライバルの専門学校生は、実家暮らしで親が金持ちらしいんです。だからお金の事なんて気にせずMさんと毎日のように飲んでいるんですよ! 人の苦労も知らないで…」
カードローンで限度額の50万円まで借りてしまった
明穂さんは、ついカードローンに手を出してしまいます。
「ついに禁断の借金をしてしまったので、普段から節約しようと食費を削ってしばらく1日に柿の種1袋と水と野菜ジュースだけの生活を送っていました」
ですが、あっという間にカードローンの限度額50万円まで借りてしまった明穂さん。
「ちょこちょこ引き出していたらアッと言う間に限度額でしたね。なんかリボ払いなので返済額も大した事ないし、だんだんマヒしてきて彼に会うための洋服を買ったりして…バカですよね」
もう、これ以上無理は出来ないと観念し「今日からしばらくこのバーに来れなくなるの」とMさんに話しながら飲んでいたら…。
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