愛猫がなついた男性が運命の人だと思ったら…27歳女性の恋の結末
皆さん、恋が冷めてしまうぐらい苦手な相手の言動はありますか? 今回は自分の苦手なツボに、あらためて気がついてしまった女性のお話をご紹介したいと思います。
佐々木深雪さん(仮名・27歳・美容部員)は、最近SNSで知り合ったKさん(32歳・営業職)とお付き合いを始めました。
「きっかけは、インスタに私が飼っている猫のミャー子の写真をアップする度に、いいね!やコメントしてくれていたKからある日『会いたい』とDMがきた事でしたね」
ここ2年程彼氏がいなかった深雪さん。それにはある理由がありました。
「猫のミャー子がスゴい人見知りで、私以外になかなかなつかなくて。前の彼もミャー子に嫌われてギクシャクして別れてしまったんですよ」
なので、今回もKさんを初めて家に招く時はとても緊張したそう。
「それが、初対面なのにミャー子がKのヒザに乗ったんですよ!こんな事は初めてで、もしかしたらミャー子が選んでくれた運命の人なのかも?と興奮しましたね」

そこから2人はぐっと仲良くなり、Kさんの小学生の頃からの親友に、深雪さんを紹介するための食事会が開かれました。
「その時、Kが親友に私の事を『僕の相方の深雪っていうんだ』と紹介したんですよ…」
よく言われがちな話ですが、深雪さんも恋人の事を“相方”と言う人が苦手でした。
「彼女だと紹介せず、わざわざ相方と呼ぶ事によって『どう? 俺たちはそこら辺の恋人同士とはレベルの違う関係ですから』とアピールする変な自意識がずっと気持ち悪いなと思っていましたね」
ですが、今回はなぜか全く気にならなくて驚いたそう。
「ミャー子が選んでくれた人だからと思うと、そんな小さな事まぁいいかって感じで(笑)」
苦手を克服できたようで、深雪さんはとても嬉しかったんだとか。
「そう思っていたのですが、ある日ミャー子がカーテンをよじ登って爪が引っかかりもがいているのを見たKが『コラ! カーテンがほつれるだろっ』って頭を引っ叩いたんですよ」
ビックリしたミャー子ちゃんが床に落ちると、痛々しく、爪の根元から血が出ていました。
他人になつかない飼い猫が彼のヒザに乗った

彼に「相方」と紹介されて嫌だったけど…
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