8月11日から、大きなチャンスや財に恵まれる!【占星術で見る 今後一年の過ごし方】
こんにちは。エル・アシュールです。
占星術でラッキースターといえば、木星。その木星が、8月11日、約1年1カ月ぶりに星座を変え、乙女座へと移動します。
木星は発展や拡大を司る星。それゆえ、幸運やチャンスにも関わる星です。といっても、タナボタ的なラッキーをもたらすわけではありません。
木星は社会と関わる星です。ですので、木星が授けてくれる幸運は、あなたが、かねてから心に描いていた願望を社会で実現するチャンスだったり、才能が社会の中で認められたりといったことです。
今回、木星が運行するのは、乙女座です。乙女座は、知性や思考の星・水星が守護星で、現実的な「地」のグループに属します。知的で観察力に優れ、繊細で堅実な特性を持ちます。
乙女座のキーワードは、「秩序」「実際的」「役に立つ」「分析」「観察眼」。ものごとがきちんと整理整頓されていて快適であることや、実際的で人や社会にとって役に立つことに価値をおくのが乙女座です。
そのため乙女座の人は、人の役に立ちたいという強い欲求を持ち、求められることに喜びを感じ、献身的かつ実際的に自分の才能や労力を惜しみなく人や組織のために使います。
また、乙女座の人は、病気や、秩序を乱されることを恐れます。そのため、日頃から体調を崩したり、先々のことを案じて眠れない日々を過ごしたりしないように、何事も計画を立て、準備したがるところがあります。
木星は集合無意識にも関係しますので、木星が乙女座に入るとき、社会全体が乙女座的になります。秩序正しくあることを好むことから、整理整頓、収納術、片付けがブームになったり、健康的なことやダイエットが流行ったりしそうです。
また、乙女座は実務やルーチンワークや習慣とも関係します。仕事術や習慣化などが注目されたり、新たなやり方を提唱する人が表れ、人気になったりすることもあるでしょう。
この木星は、射手座の土星、魚座の海王星と葛藤の配置を形成します。この配置は、理想と現実、宗教や思想、信条、信念に関する問題や悩みを提示します。
射手座と魚座は理想主義。乙女座は現実的ですが、細かいことを気にし、秩序正しくあろうとする星座。それがぶつかりあって、
「こうありたい」
「こうあるべき」
「こうするはず」
「良識ある人間ならこういう行動をとるべき」
という思いで葛藤したり、人や自分がその理想通りでないことに失望したり、落胆することもあります。そして、それが、木星の幸運パワーを減らしてしまいます。
悩みはほとんどの場合、高望みや期待し過ぎること、チェックが厳しすぎることが原因でしょう。だから、これから一年、大事なことは、人にも自分にも寛大であることです。
うまくいっているのに、問題をわざわざ探さない。「清濁併せ呑む」。そんな大きな心で物事を受容することが幸せを運んできます。
さらに、木星は冥王星と調和します。これは、「富や権力、カリスマ性を増す」配置です。富豪や財を築いた方にも多く見られる配置です。
今回、天空でその配置が作られるということは、多くの人にとって、財を築いたり、権力やカリスマ性を増すチャンスがあるということです。
そのカギはというと……。
木星は乙女座、冥王星は山羊座を運行します。この二つは「地」のグループに属し、どちらも地道にコツコツ取る組む星座。なので、コレッと決めたことにエネルギーも時間もパワーも集中し、粘り強く取り組むこと。それが、大きな富や財、パワーに結びつくのです。
木星は乙女座に2016年9月9日の夜まで滞在します。次回はそんな2015年後半から一年にわたって続く開運のポイントを、12星座別にお伝えします。
※次回「12星座別、チャンスと財のつかみ方」
<TEXT/エル・アシュール>