電車で暴れる迷惑おじさんに、外国人男性が“反撃のひと言”。次の瞬間、車内に笑いが広がった
多くの人が目をそらし、見て見ぬふりをしてしまう車内トラブル。
今回は、そんな重苦しい空気が思わぬ形で一変した瞬間を目撃した女性のエピソードをご紹介しましょう。
酒井真奈美さん(仮名・32歳)は、仕事帰りの電車内で運良く座席に腰掛けることができました。
「帰宅ラッシュより少し早めの時間帯で、座席は埋まっていて立っている人もそこそこいるくらいの混み具合でした」
そんな中、車内の空気を明らかに乱している男性がひとりいたそう。
「ドアの近くに立っていた40代くらいの男性なんですが、周りの人にわざと肩をぶつけたりしていたんです」
その男性は、少しでも体が触れるとすぐに「チッ、邪魔なんだよ」「だから当たんなって言ってんだろ!」と文句を言い、まるでトラブルを起こすこと自体を楽しんでいるかのようでした。
「みんな嫌な顔はしていたんですけど、“ぶつかりおじさん”には関わりたくないのか、誰も何も言えない感じでしたね」
誰かが止めるべきだと分かっていながらも、関わると面倒なことになりそう……そんな空気が、場を支配していました。
「そこに、登山用みたいな大きなリュックを背負った外国人男性が乗ってきたんですよ。背がすごく高くて、肩幅も広くて大柄な人でした」
ひときわ目立つその男性に、例の人物はすぐに目をつけました。
「すると、例の男性がすぐにその人に目をつけ『おい、そのリュック邪魔なんだよ』といちゃもんをつけはじめたんですよ」
突然の言いがかりにも関わらず、外国人の男性は驚きつつも落ち着いて対応します。
「リュックを前に抱え直して、『すみません』と日本語で謝ったんです。ちょっと片言っぽい感じの口調でした」

それを見たぶつかりおじさんは、「最初からそうしろよ」と鼻で笑い、見下すような態度を取り続けたそう。
「リュックの男性はすごく大人しい感じで、私は『きっと優しい人なんだろうな』と思って見ていたんですよね」
車内の空気を乱す“ぶつかりおじさん”
優しそうな外国人男性が標的に

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