男がハマるのは、美人でも名器でもない!
【花房観音×森林原人のブス談義 Vol.4】
昨年、世間を騒がせたあの婚活連続詐欺事件の女性をモデルにした小説『黄泉醜女』を上梓した作家・花房観音さんと、AVウォッチャーでもある花房さんがイチオシだという、女子SPA!でもおなじみのAV男優・森林原人さん。
美醜について持論のあるお二人に、ブスの魅力について語っていただく本連載、最終回のテーマは美醜を超えて人を惹きつけるものについてです。
まずは、前回の「自己評価の低い女性のほうが、セックスに深みが出る」という話の続きから。
花房:でもそれって、たぶん男も一緒ですよね。撮影現場で見たことがあるので知っていますが、森さんのは結構でかいですけど、私の知る限りじゃ、「チンコでかい自慢をする男はセックスがよくない」というのがあって。セックスの最中に「俺のでかいからいいだろう?」ってわざわざ口に出す男は、行為そのものが雑なんです。でかいチンコさえあれば女が喜ぶっていう勘違いと傲慢さがちょっと鼻につく。
女性も男も、性器にコンプレックス持ってる人のほうが、愛撫とかクンニリングスとかていねいで研究してるな、と思うんですよ。
森林:それ、わかります。業界一バイブ使いがうまいって言われてるターザン八木さんっていうハメ撮り監督がいるんですが、バイブなんてやり方は一緒だから、何が違うんだかわかんないですよ。でも、女のコはターザンさんにバイブを使われると満足してるんです。
「何がコツなんですか?」ってターザンさんに聞いたら、「俺のチ●ポが勃たないことだよ」って。勃たないから、うまくなろうって努力するんですね。
「勃つうちは、最終的には仕上げはチ●ポだって思うだろ。ただ、バイブが前戯代わりになってるうちは、バイブをうまく使えない」って哲学的なことを言われて(笑)。その境地に達するには、まだまだだなあって思いましたね。
花房:確かにそうですね。
アソコを自慢する男のHはダメ

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