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スポーツ選手がSNSで自宅トレーニング法をリレー。“茶碗蒸し”登場に和む

 シンガーソングライターの星野源がインスタグラムで発表した「うちで踊ろう」。星野がギターを弾きながら歌う動画と誰でもコラボできるという試みは、多くの人たちの心に刺さり、SNS上で広がりを見せました。  まさに未曾有のなか、SNS上では元気が出るような企画が多数行われています。その1つが「#いまスポーツにできることリレー」。

「#いまスポーツにできることリレー」とは?

 100メートルハードル日本記録保持者の寺田明日香が4月3日、「自宅で過ごすことが多くなっていますが、今できることを!」と、トレーニングの様子を自身のツイッターに投稿したのがはじまり。以降、陸上選手がリレー形式で各自発信していくというものです。寺田選手は動画の中で「トランポリンの上でもも上げ」を披露。今トランポリンは売れ行き絶好調とのことですが、活用しているのは子どもたちだけではないかもしれませんね。  そして、そんな寺田の意気を感じたのが、2016年のリオデジャネイロ五輪・男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太。 「1日でも早く選手みんなと全力でプレーできる日と、(ファンの)みなさんが安心して競技場に足を運んでもらえるように、できることを1つ1つやっていきたい」  4月7日、ツイッターに投稿した動画でそう述べると、2つのトレーニングを紹介してくれました。1つ目は「足の親指のストレッチ」。これはバランスと内転筋の強化にかかせないそう。ストレッチならすぐに取り入れられそうですし、内転筋を鍛えれば、脚やせやO脚の改善に良いといわれていますので、女性にはうれしい情報です。  そしてもう1つは「読書」。飯塚が薦めるのは、誰かに言いたくなるような内容や、行動に移せそうなことが書いてある本。自粛が解除され、誰かと会ったときの話のネタになります。

「茶碗蒸し」の作り方を披露したのは…

 飯塚からバトンを受け取ったのが山縣亮太。陸上100メートルで日本歴代4位の記録を持ち、リオデジャネイロ五輪では飯塚と共に銀メダルに貢献しました。  そんなトップスプリンターは「食事」について紹介。自宅のキッチンらしきところで、「茶碗蒸し」の作り方をシェアしてくれました。たんぱく質が豊富なうえに手軽に作れるということで、山縣もよく作るそう。たしかに準備するのはたまご、好みの具材、だし汁ぐらいで、それらを混ぜて蒸せば出来上がり。食に気をつかうアスリートらしさだけでなく、家庭的な面も見られて、ファンはラッキーだったでことでしょう。「茶碗蒸し」というチョイスも微笑ましくて、和みます。
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フィギュアスケート羽生選手や、バドミントン・桃田選手も
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