コロナから愛犬・愛猫を守るために。もしもの時の預かりサービスも
預かったペットとはどう接すればいい?
シャンプーを嫌がる猫の場合はエリザベスカラーを装着してクロルヘキシジン水(0.05%)で体を拭いたり、次亜塩素酸水(0.02%)などで清拭してみてください。
なお、預かったペットはウイルスを保有している可能性があるので、キスをしたり、お皿などを共有したりしないよう注意。ベルギーの猫の感染例では糞便中にウイルスの存在が報告されているので、便を処理する時にはマスクやグローブを着用することも忘れないようにしてください。ペットは14日間は隔離するのが望ましく、隔離場所は次亜塩素ナトリウム液などで消毒しましょう。
ちなみに、「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は名称が似ていますが、まったく別のもの。「次亜塩素酸ナトリウム」はハイターのような塩素系漂白剤。優れた消毒作用がありますが、「次亜塩素酸水」のように動物の体に使用するのは厳禁。コロナウイルス対策のために使用する時は、0.05%の濃度になるよう、水で薄めましょう。
感染時に頼れる「アニコム」の預かりサービス
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
1
2



