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やるきUP、ストレス解消etc…「おとなの1分音読」が良いこと尽くめ

 音読を最後にしたのはいつですか? 音読なんて学生時代で卒業した、という方も、ちょっとあの頃を思い出してみてください。小説や詩を声に出して読んでいる間は、物語の主人公になっていませんでしたか。それは気のせいではなく、音読に隠されたすごい作用のおかげなのです。 やるきUP、ストレス解消etc…「おとなの1分音読」はいいことづくめ心とカラダを整える おとなのための1分音読』には朝の1分、寝る前の1分に声に出して読みたい名文が勢揃い。日本語のリズムに癒やされることでしょう。まずは音読のメリットを本書からご紹介します。

音読の利点がたくさん

 医師でジャーナリストの森田豊氏は、音読には5つのメリットがあると本書を推薦。簡単にまとめますと、 心とカラダを整える おとなのための1分音読1 気持ちが落ち着く  音読をすることで、セロトニン(神経伝達物質)が多く分泌される。 2 やる気が出てくる  やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができる。 3 ストレスが解消し、抵抗力がアップ  大きな声を出すことで、ストレスホルモンが減少し、内蔵の働きも活性化される。 4 脳が活性化される  視覚と聴覚の両方を同時に用いるので、脳の活性化に効果がある。 5 誤嚥性肺炎の予防に役立つ  音読で喉の筋肉が鍛えられる。  カラオケ好きの方なら、思いあたるふしもあるのではないでしょうか。歌ってスッキリ! は音読にも通じるのです。本書に収められている文章は、すべて1分で音読可能。懐かしい童話から、有名作家の意外な小説まで、心躍る言葉がたくさん詰まっているのです。

実際に音読してみた

 本書をめくると、『走れメロス』や『ごんぎつね』、はては『ロミオとヂュリエット(なんとセリフ劇!)』まで、懐かしい作品がいっぱい。迷いつつ私が選んだのが、太宰治の『女生徒』。では序章をどうぞ。
『女生徒』

(画像:自由国民社より提供、以下同)

「あさ、眼をさますときの気持ちは、面白い。かくれんぼのとき、押入れの真暗い中に、じっと、しゃがんで隠れていて、突然、でこちゃんに、がらっと襖をあけられ、……」  まるで女子中学生の日記のように、思考が自由に泳いでいるのです。文章には終わりがなく、言葉が鎖のようにつながれて、いつまでも続いていきます。アラフィフの私ですが、音読している1分間は女生徒が憑依していました。若返り効果もありそうです。
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詩の音読にも挑戦! 選んだ作品は…
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