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10年前の“ザ・モテ服”で婚活…34歳女性、男ウケ狙いの逆効果

万人ウケを捨てて自分をさらけ出したら…

散歩デート 帰宅する際、あゆみさんはカップルを観察したそうです。カジュアルで楽そうな恰好をしている人が多かったとのことでした。そうして、昔の服を捨てるぞと心に誓ったそうです。  クローゼットの服はほとんどなくなりました。スカートは仕事でも使うタイトスカート程度。着ていて落ち着くネイビーのミモレ丈ワンピースを新たに購入したそうです。 「結局、仕事にも着ていける服が良いですね。婚活では堅く見えるかもしれないけれど」 「堅くてもいいじゃないですか。実際に真面目だし。彼ができたらどういうデートしたいのですか?」 「一緒に商店街とか公園を散歩したいですね」 「じゃ、そういう休日を過ごすのが好きそうな写真に直しましょう。今の婚活写真はお散歩しそうに見えないですよ」  あゆみさんの婚活写真はビジュー付きブラウスにピンクカーディガンを羽織り、白いフレアスカートを着て胸を突き出すポーズをして撮ったものでした。  それから、ネイビーのワンピースを着て公園で撮影した写真に変えたところ、申し込みに来る男性のタイプが変わったそうです。  結婚相談所に登録したばかりの格闘技と筋トレが好きな同い年の男性と出会い、ほどなく交際に発展したそうです。お相手の男性にとって「マジメでしっかりしてそう」なところが魅力だったそうです。やはり、偽りの自分ではいけませんね。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 <取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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