納豆は何回混ぜるべき?プロに聞く食べ方と、仰天レシピ「牛乳納豆茶漬け」
食卓やスーパーで、日頃目にしている納豆。価格もお手頃で栄養価も高く、様々なメディアでも効果的な食べ方を紹介しています。
そこで今回改めて知りたい、納豆にまつわる素朴な疑問やおいしい食べ方を調査。「何回混ぜるのがいいの?」「タレを入れるタイミングはいつ?」など、全国納豆協同組合連合会(以下、納豆連)の松永進さんに話を聞いてきました。
一年をとおして、食卓に並ぶ納豆ですが、納豆にも食べ頃や旬などはあるんですか?
「納豆は発酵食品なので鮮度などは関係なく、年中美味しく食べられます。食べ頃に関しては、製造日から10~15日くらいのものが、ベストの発酵状態を保っており、食べ頃だと言えます。現在、スーパーなどの市場に出ているものは、製造日から10日~15日のものを提供しているので、賞味期限以内であればベストの状態の納豆が食べられますよ」(コメントは松永進さん、以下同)
納豆は買ってきてすぐに食べた方がよいのか、冷蔵庫で少し寝かせて食べた方がよいのか、食べるのによいタイミングなどはあるのでしょうか。
「実は納豆は購入後、いつ食べるかで味が異なる食べ物なんです。というのも、納豆は冷蔵庫の中でも再発酵と乾燥が進み、味わいや食感が少しずつ変わるからなんです。なので、納豆を買ってきてすぐに食べれば、発酵も乾燥も進んでいない、フレッシュな味の納豆を楽しむことができますよ」
賞味期限内であれば、味に変化はないと思っていました。購入当日に食べるのがいいんですね。
「ただし、これが納豆の奥深いところで、発酵が進むことによってフレッシュさは薄れるものの、味に深みが増します。さらに、乾燥が進むことで納豆に歯応えが出て、日にちがたった納豆が好き、という人もたくさんいるんです。納豆好きの方の中には、買ってきた納豆を冷蔵庫に入れて、当日・3日後・1週間後と分けて食べて、それぞれの味を楽しんでいる方もいるんですよ」
すごい! 納豆にそんな食べ分け方があるとは!
「他にも、乾燥が進んでカピカピになるまで待って、カピカピになった納豆をわさびと混ぜて、お茶漬けにして食べるのが最高の納豆の食べ方だ、とおっしゃる方もいます。納豆の好みは人それぞれだな、と日々感じていますね」
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