Lifestyle

空港で働く女性たちの必需品&裏技に驚き。「脇汗との闘いでした」

2位:荒業だけどやむなし、身だしなみを整える秘密兵器

 2位はヘアスプレーのハードタイプ、これもよーく使いました。 2位:荒業だけどやむを得ない、シューっとするアレ 使い道はまとめ髪が崩れないように、なのですが実はそのほかにも制服のスカーフの癖付けに使用していたんですね。これには、えっ?と驚きませんか?  航空会社の制服はスカーフありきといっても過言ではありませんし、私が勤務していた会社の制服にもスカーフが含まれていて確か3本ほど支給されました。このスカーフを含む制服は月に2回会社がクリーニングに出してくれて(回数は少ないけれど、出してくれるだけいいのです)、パリッと糊付けされた状態で返ってくるのですが、残念なことに2~3回着用するとシナシナに。動くし、汗もかきますからね。  そして、このダラッとだらしなくたるんだスカーフは抜き打ちでやってくる定期的な服装チェックで上司からゴリゴリに指摘されるので、自分でクリーニングに出してももちろんOK。他社では制服は指定のクリーニング店のみで、なんてところもあったようですが私たちの会社ではキレイに保ってさえいればどこに出してもよかったのです。

ヘアスプレーをかけてパリッとさせてた

ヘアスプレーをかけてパリッとさせてた ……が、悲しいかなグランドスタッフの給料では家賃や光熱費を支払ったり、日々の食費、生活費のやりくりでいっぱいいっぱい。制服を自腹でクリーニングに出すというのは結構イタい出費なのです。  そこで私たちが使っていたのがヘアスプレー。自宅で洗濯をしたスカーフにアイロンをかけ、会社のロッカールームでヘアスプレーをこれでもかとふきかける荒業なのですが、これがいい感じにパリッと……。って、生地が傷んだり、肌が荒れたりということも考えられるのであまり勧められませんが、当時の私たちはほぼ全員がこの技を駆使していました。 「あー、ヘアスプレー終わっちゃった! 誰か貸してー!」なんて会話が飛び交うもの日常茶飯事。髪にスカーフに、ヘアスプレーの消費もあっという間でした。スプレーが室内に充満するみんなの出勤時間は換気も忘れずに……ね。
次のページ 
終業後にゴミ箱にあふれるアレとは?
1
2
3
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ