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がんになった夫を支える妻が、闘病生活のなかで見つけた「小さな幸せ」

 筆跡アナリストで心理カウンセラーの関由佳です。脳梗塞を発症し、その後がんが発覚してから、夫は治療を続けながらがんサバイバーとして過ごすことになりました。
がんになった夫との生活で一喜一憂。そんな暮らしの中で見つけた「小さな幸せ」

写真はイメージです(以下同)

【夫が脳梗塞を発症した話】⇒大げんかした翌日に夫が脳梗塞を発症。病との闘いが始まった日  すでに手術ができない状態だったので、抗がん剤と放射線で治療を進めることに。夫の場合は、がんの位置や進行度により、抗がん剤による治療が主となりました。  今回はがんサバイバーとなった夫との生活についてつづっていきたいと思います。

副作用で右往左往……。体調の落差に合わせた生活

 薬の種類やある程度の個人差もありますが、やはり抗がん剤治療といえば副作用の程度。同じ薬を打っていても、副作用の出方が変わったり重さにも違いがあったりしたので、打ってから1~2週間後くらいから「さて、今回はどう出るか?!」と毎日身構えていました。 副作用で右往左往……。体調の落差に合わせた生活 副作用がひどいときは、全くベッドから起き上がれず朝から晩までほぼ寝ている状態。夫曰く、体がとんでもなく重くて起き上がれないのだとか。食欲が減退し、その時期はみるみるうちに数キロ痩せてしまいます。スポーツドリンクやゼリー飲料、バナナ、プリンなど、口に入れやすくカロリーの摂れるものを用意し、時間を見ながらなんとか食べさせていました。  そのつらそうな様子は、見ている方も精神的にダメージを受けてしまうので、私はその時期になると好きな音楽を聴いたり、好きなものを自由に食べたりと、できるだけ自分の心を軽くする時間を作るようにしていました。

ひどい副作用が終わればいつも通りの生活に

 さらに副作用に味覚障がいが出ると「金属のような味がしておいしくない」と、好物でさえ食べられないことも。好き嫌いが増えて食事の用意にもだんだん手間がかかるようになり、しかも食べられそうなものを考えて用意しても「いらない」と言われると、こちらもヘコみます。仕方がないと思いつつも、さすがにストレスを感じることが多々ありました。 ひどい副作用が終わればいつも通りの生活に しかし副作用がひどい時期が終わると、徐々にいつも通りの生活に戻ります。薬が効いていれば、がんサバイバーでも仕事はできるし、外食も旅行も行けるし、なんならセックス(※)だってできます。そのときだけは夫ががん患者であることを忘れられ、夫の笑顔を見られることが、何よりもうれしく感じられたのを覚えています。 (※)抗がん剤投与中も性行為はできますが、被曝する可能性や、万一妊娠した際には流産や奇形児のリスクが高いため、基本的には薦められません。もし行う場合はきちんと避妊するようにしてください。
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治療は一喜一憂の繰り返し
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