女友達にまで嫉妬する束縛カレ。彼女が目を覚ました“きっかけ”とは
「一歩間違えば事件になっていたかも…」
話し合いは何十回にも及び、時には友人が一緒に諭してくれることも。すると、幸いにも彼の心に彩さんの言葉が響いたようで、謝罪し、別れることに理解を示してくれました。
「私と彼の関係は一歩間違えば、事件になる可能性もあったと思う。誰かを愛すると、人は自分を制御できなくなってしまうこともあるんだなと学びました。私も相手に傾倒しすぎてしまうところがあるので、気を付けないと」
彩さんはまだ男性と接するのが怖く、大声を出されると委縮してしまうこともありますが、普通に笑える恋愛がしたいと思っています。
愛情の表し方は、ひとそれぞれ。しかし、相手に向ける時は、それが本当に愛になっているのか、自己満足ではないのかと一度、自問自答してみる必要があるのかもしれません。
<取材・文/古川諭香>古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291


