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女友達にまで嫉妬する束縛カレ。彼女が目を覚ました“きっかけ”とは

仕事の電話中、彼がまさかの平手打ち

 しかし、同棲して2週間後、職場の男性と仕事の電話をしていた彩さんは隆さんからいきなり平手打ちをされました。 「俺以外の男と話すなって言っただろ」と怒鳴りながら初めて自分に暴力を振った彼の姿を見て、彩さんはショック状態に。暴力が終わった後、隆さんは「それほど彩のことが好きなんだ」と謝りながら、泣きました。  その日以来、彩さんは些細なことで暴力を振るわれるように。 「宅配の人と話すのもNGで買い物も私ひとりではダメ。携帯も取り上げられましたし、彼に言われたので私は仕事を辞めました」  ただひたすら、家の中で過ごす生活。その中で少しでも楽しみを見つけようと、彩さんは料理を頑張り、彼を喜ばせていたそう。他の人と接しなくなると、彼から暴力を振るわれることはなくなりました。

片時も離れたくなくて職場を退職

悩む そんな生活を続けていたある日、隆さんが衝撃の告白。 「彩と一緒にいたくて仕事辞めてきた。明日からずっと一緒にいられるよ」  それを聞いた時、彩さんは目が覚めました。 「彼の家は裕福だったので、親のお金で生活はできると言われましたが、こんなのは愛情じゃないと思ったんです」  働かなくなった隆さんは家の中でも片時も彩さんから離れず、少しでもぞんざいな扱いをすると「誰のために仕事を辞めたと思ってるんだ!どうして気持ちを分かってくれないんだ!」と怒鳴るように。  私たちの関係は、どこかおかしい。このまま一緒にいたら、ダメになる。そう思い、彼が寝ている隙にこっそりと家から抜け出し、実家に帰りました。すると、翌日、彼は実家に。やり直そうと言ってきましたが、彩さんは頑なに拒否。それから、1日に何十件も電話がかかってくるように。 「最初は無視していましたが、一度話さないとと思い、今の状態がおかしいことや離れたほうがお互いのためになることを伝えました」
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一歩間違えば事件になっていたかも…
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