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『恋する母たち』の仲里依紗に共感。孤独な妻が熱心に口説かれたら

 木村佳乃、吉田羊、仲里依紗が出演する連続ドラマ『恋する母たち』(TBS系、金曜午後10時~)。話題の本作を、男女関係や不倫事情について長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

不倫がバレたら、家庭を失うことになる

『恋する母たち』

画像:TBS『恋する母たち』公式サイトより

 ドラマ『恋する母たち』(TBS系)2回目で印象に残ったのは、蒲原まり(仲里依紗)と、今をときめく落語家・今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)との関係だ。バツ3の丸太郎に一目惚れされたものの、まりは彼を知らなかった。それでも彼に言い寄られ、口説かれてついにはドライブデートをし、帰り際の車中でキス。そして後日の逢瀬でのキスをメディアに盗撮されてしまうのだ。  それを知らされたときのまりの焦りがすさまじい。自分のせいで家庭を失うことなど、彼女は現実として考えられなかったのだ。  いけないとわかっていても、恋は心ときめくもの。つい現実を見失いがちになる。実際にもそんな女性たちは多い。

「口説かれただけ」不倫には常に言い訳が必要

 既婚女性たちは、不倫に陥ったとき、「自分から好きになった」とは認めたがらない。好きだと言われ、熱く迫られて口説き落とされ、そこから自分も好きになったのだ、と。不倫には常に言い訳が必要なのだ、特に女性には。 「私も最初は相手に口説かれて、友だちとして会うぶんにはいいかなと思ったんです」
母

写真はイメージです(以下同じ)

 そう言うのは、ミサトさん(40歳)だ。だが、そうなるにはもちろん背景がある。ミサトさんは結婚して11年、10歳と5歳の子がいる。家事育児はワンオペ状態で、なおかつパートで週4回働く。どんなに時間があっても足りない、体がふたつほしいというのが口癖だ。 「しかも夫は、神経を逆なでするようなことばかり言うタイプ。本人は冗談のつもりなんでしょうけど笑えない。下の子は神経質で、いまだにおねしょしたりするんですが、夜中に『あー、またやっちゃった』と言いながら息子の体を拭いていると、夫はぼうっと立っているんですよ。『寝る前になんか飲ませたんだろ』と私を責めることもある。そんなことを言っている間に、シーツや布団カバーを洗濯機に入れてよ、と思うんですよね」
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いつも夫への不満と孤独を抱えて
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