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元夫の再婚相手のインスタチェックがやめられない「心底嫌いなのに…」

 アルコール依存やニコチン依存など、世の中にはさまざまな依存症があります。そんな中、病名は付かないまでも、少し変わったものに依存してしまう女性もいるようです。  話を聞いたのは都内で自営業を営む佐々木美久さん(仮名・38歳)。美久さんが依存してしまったものとはいったい、何だったのでしょうか?

大揉めの末、離婚が成立

性格の不一致で離婚した女性

写真はイメージです(以下同)

「結婚は1回、32歳のときに1歳年下の夫と入籍しました。今、考えても後悔しているのですが、当時は30歳越えて周りの友達がどんどん結婚していくことに焦っていたんです。特に衝撃を受けたのは、上京して1番始めに仲良くなった親友に子供ができて電撃結婚したことですね。一緒に遊ぶ独身の女友達がいなくなっていき、孤独を感じていたときに、優しくしてくれた元夫についコロッといってしまった……という感じです」  しかし、美久さんの結婚は長く続かず、わずか3年で終わりを告げてしまいます。 「もともと、夫は遊び人だったのですが結婚してもまったく変わらなかったことが原因です。私を置いて友だちと旅行なんてしょっちゅうだったし、私が見てると分かっていても楽しそうな旅行の写真や飲んでいる写真をSNSにアップするんです。私が嫌だと伝えてもやめることはなく、何度も喧嘩をしました。最終的に夫が飲み屋で知り合った女の子とLINEしているのを見て離婚を決意しました。  浮気の証拠が見つからなかったので慰謝料はなしで夫の貯金を私がもらう……という形になったのですが、それでも当時は大揉めしました。そのときに夫の本性がいろいろ見えて、心底嫌いになったのに、離婚して3年経ってもやめられないことがあるんです……」

元夫のインスタチェックが止まらない

 美久さんが依存してしまっていること……。それは元夫のインスタグラムのチェックです。 「離婚した直後はタイムラインに出てくるのも嫌だったので、フォローから外していました。元夫も私にいつまでもフォローされていたら気持ち悪いだろうし。でも、気づいたらアカウントを検索して近況を見てしまう自分がいたんですよね。正直、自分でも何がしたいのか分からないんです。元夫のことは生理的にムリになってしまったし、興味もないはずなのに。  それでもつい見てしまい、飲み会などの浮かれた投稿をしていると『気持ち悪い』と思ったり。芸能人のSNSに粘着して叩くアンチの気持ちと少し似ているのかもしれませんね……」  離婚してからも元夫のインスタグラムをチェックすること3年。つい最近、ある事件が起きました。 「夫が再婚したんです。新しい奥さんと幸せそうに式の前撮りをする写真を見て、つい奥さんのアカウントを探してしまったんですよね。元夫のフォロワーの中から奥さんらしいアカウントを探してみたら、すぐに見つかりました。そこには新居の写真なども投稿されていて、窓からの夜景を見て大体どこに住んでいるのかも分かっちゃったんです。  港区の高層マンションなんですが、その割には意外とリビングが狭くて。見栄張った割に低層階なんだな、とか思ってニヤニヤしています(笑)。今の奥さんに対しては何も思わないのですが、新婚で浮かれた写真ばかり投稿しているのが面白くってつい見てしまうんですよね」
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