小腹が空いたら、おやつより食事!在宅でムリなく痩せるコツ/勝間和代
―勝間和代に学ぶ! アフターコロナ時代をちゃっかり生きる術 vol.3 ダイエット編―
人気経済評論家の勝間和代さんに、アフターコロナ時代をうまく生き抜く極意を教えてもらう当シリーズ。【仕事編】【料理編】に続く今回は【ダイエット編】として、スポーツジムなどに通わず自宅にいながらダイエットを成功させるコツを聞きました。
新刊『自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ』(KADOKAWA)のなかで、日々の運動についても詳しく語っている勝間さん。その内容は、ストイックながらも自分を追い詰めるようなキツさはなく、とても楽しそう! そして何よりすばらしいのが、ずっと続けていたジム通いをコロナ以降はやめたにも関わらず、体脂肪はわずか17%、内臓脂肪は同年代女性で最低水準になり、それをキープしているという事実。
我々ももう、「こんな事態だから仕方ない」とコロナ太りに甘んじている場合ではありません。いますぐできることから始めましょう!
――勝間さんはいま、オンライントレーニングを活用されているそうですね。
勝間和代さん(以下、勝間)「はい。コロナの自粛期間にジムに通えなくなったのが始めたきっかけですが、ジムに通うという時間効率の悪さから解放されたうえ、ジムと変わらず楽しくトレーニングできるのでずっと続けています」
――おすすめのプログラムはありますか?
勝間「スポーツクラブやジムが配信するプログラムもいいですが、最初はYouTubeで十分だと思いますよ。ダンスでもストレッチでもヨガでも、ありとあらゆる運動プログラムをタダで試せるので、きっと好きな運動や好きな先生が見つかるはずです」
――オンラインジムは月々お金がかかりますもんね。
勝間「リアルジムに比べたらかなり安くておトクですけどね。だいたい月に1000円~2000円が相場で、いろんなものがあって。だから、まずはYouTubeから始めて自分の好みを知り、物足りなくなってきたらオンラインジムなどの有料プログラムに進むのが、無駄がなく節約になると思います」
――運動には“続かない”という問題がありますが、自宅だとより続かなくなりそうな気もします。何か対策はありますか?
勝間「いつでもできると思うとやらなくなるので、リアルジムと同じようにスケジュールを組んじゃうのが一番だと思います。『何曜日の何時からはトレーニング』みたいな形で。スタート時間が決まっているライブ配信型の教室に入るのもいいですね」
――なるほど。あと、「面白くないと続かない」ということで、勝間さんはVRを活用した運動プログラムも利用していますよね。目の前にバーチャルコーチが現れて臨場感あふれるトレーニングができるなんて楽しそうですけど、VRゴーグルは高そうだし手を出しにくいのがネックで……。
勝間「いまは最新版が3万7000円くらいまで下がりましたけど、全体的に安くはないですね。試してみたい人はとりあえずレンタルして、よさそうだったら買ってみては?」
――やっぱり臨場感があるとテンションが上がりますか?
勝間「上がりますね。VRは敷居が高いなら、YouTubeをテレビ画面に映すだけでも、スマホやパソコンでトレーニングしているときよりテンションは上がると思いますよ。あとは、トレーニングの情報を共有できる『みんチャレ』みたいなアプリを使って、お友達と運動量を競い合うのもおすすめ。一人だとどうしてもモチベーションが上がりませんからね」
――思いきって体重の変化も報告し合ったら、もっとモチベーションが上がるかもしれませんね。