理由を聞くと、収入が不安定なフリーランスで、さらに若くして遺族年金をもらっているという私の素性が怪しいとのこと。
夫は脳梗塞の後遺症で障害年金をもらっていたため、私には幾ばくかの遺族年金が下りました。それを仕事の収入以外のお金として審査書類に申請していたのですが、そこに対して疑問を持たれるとは思わず、こちらとしても困惑気味に……。
とはいえ、事実ですし正当な権利なので、再度戸籍抄本と遺族年金の請求受付の控えを送ることに。かなり個人性の高い書類になるため、ここまでする必要があるのだろうか?と疑問を持ちつつ数日回答を待ってみると、今度は物件を管理している会社から、大家から届いたとされる不躾な質問が送られてきたのです。
その質問とは、「
婚姻期間が短く年齢差もある結婚である理由」「
過去の婚姻歴」について。先日送った情報から、さらなる不信感を抱かせたようなのです。
婚姻期間が短かったのは、夫が死を覚悟してから入籍をしたから。それまでは事実婚だったため実質は5年ほどの婚姻期間があります。年の差については、当然理由などありません。
そもそも、今どき年齢差のある結婚に理由がある人などいるのか?と考えたときに、ふと「
後妻業を疑われている?」と気づきました。
後妻業とは、高齢で死期が迫った資産家の男性を狙って結婚し、遺産を狙う犯罪行為のこと。過去の婚姻歴については、以前にも年老いた男性と結婚していて亡くなっていたりしていないかという事実を探られているのかもしれません。