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生理中は妊娠しない?謎の出血は病気?実は知らない生理のギモン

生理じゃない時期の出血は病気?

 予定外に出血すると怖くなってしまいますよね。実際、膣からの出血はときに身体の異常を伝える信号にもなりますので、その感覚は大事にしてください。 生理 たとえ生理中でなくても、ホルモンの影響で排卵期や生理前に少量の出血が続くことはあります。また、排卵期出血といって、生理が終わって1週間後くらいに再び出血することも。生理以外で出血することは珍しくなく、じつは問題ないケースが多いですが、悪性腫瘍や妊娠の可能性もあるので油断は禁物です。  また、通常長くても1週間で終わる生理が10日近く続く場合は、ポリープや子宮筋腫のサインかもしれません。排卵期出血との違いは、生理が終わったあとに出血しない期間があるかどうか。 「生理期間+休みなく3~4日出血が続く」場合は要注意、「生理期間+5日~1週間出血なし+再び5日程度出血がある」場合は排卵期出血の可能性が高いです。  生理期間以外の出血自体は珍しくないとはいえ、ほとんどが短期間で終わります。出血が1週間以上続くかどうかを、まずは目安にしてみてください。

妊娠しているのに出血することもある

 妊娠=生理がこない=出血しないと考える人も多いと思いますが、そうとは限りません。着床出血といって、妊娠初期に出血が続く人は意外といます。着床出血は、生理の時期とかぶることが多いです。月経血の量が少なく1~2日で終わってしまうことが多いので、普段の生理と違う違和感を抱くかもしれません。  性行為をした覚えがあり、生理のタイミングで少量かつ短期間の出血があった場合は、念のため妊娠検査薬で確認してみてください <文/上野皮フ科・婦人科クリニック 女子SPA!編集部> 【上野皮フ科・婦人科クリニック】 皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科・美容皮膚科婦人科・婦人科検診を行っている。婦人科には、婦人科の受診が初めてだったり、恥ずかしかったり不安を感じたりする10代の女性を対象にした外来、思春期外来がある。そちらの担当女性医師によってまとめられた『10代の[性の悩み] 白書』を刊行。ほかに更年期外来などもある
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