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ブラック企業の忘年会、“社内M-1”でスベっても地獄、ウケても地獄?!

体を張っても万年2位のポジション

ステージマイク 女性社員は強制参加ではなかったのですが、芳子さんはなぜか出ることを強要されていたとか。芸能人でいうとガンバレルーヤのよしこにそっくりといわれる芳子さん。毎年体を張って、がむしゃらに笑いをとりにいったそうです。 「肌襦袢(はだじゅばん)を着て男性社員と相撲をとったり、レスリング着を着て後輩の女の子と戦ったり……。今どき、本業の女性お笑い芸人でもやらないようなネタで挑んでました(笑)完全に女を捨ててましたね」  真剣さが功を奏してか、毎年大すべりするようなことはなく、かなりウケていたとか。しかし、なぜか1位を取ることはできず、万年2位のポジションに甘んじていたそうです。 「2位ってほんと、何もないんですよ。社長が気に入ったネタには特別賞が与えられるのですが、それはだいたいグループ会社の美容部門の女の子たちが受賞していました。5人くらいでAKBを踊るだけなんですけどね。それを『よく出場したね。偉いね』みたいなムードで高く評価されてるのを見た時、レスリング着で満身創痍になってた私は死にたくなりましたよ(笑)」  そして大会が終了し、トイレで着替えていた芳子さんにさらなる刃が降り注ぎます。

特別賞の女子グループにあざ笑われた

 特別賞を受賞した女の子たちがぞろぞろとトイレに現れました。メイクを直しつつ着替え中の芳子さんを鏡越しに見ながら「毎年何ももらえないのに、よくそんなことできますね~。お疲れ様で~す(プゲラ)」と嘲笑されてしまったとか。 「マジであの時は憤怒しました。会社を辞めてやろうかとも思ったくらいです。ちなみに、二次会も強制参加で6000円撤収される形式だったので、あの頃はほんとに何ひとつ良いことのない仕事納めでしたね」  この会社は芳子さんが退職してから急激に業績が悪化し、先日ついに倒産したとのこと。 「もしまだあの忘年会があったら、今年はどうなってたかな~と考えてしまいました。社員80名で5時間のリモート飲み会、あったかもしれないですね。リモートでのネタ大会もきっと開催されたと思います」  今年のM-1を超える大会が有り得たかもしれない……?! ―年末年始のトホホエピソード― <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。Twitter:@kyan__tama
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