「嫁のめちゃくちゃおいしいスープカレーのお店を出したい」
<僕は、結婚してから「芸人になって金持ちになる」以外にも夢ができた。それは、嫁のスープカレーの店を出すことだ。>
――本書で、スープカレーの店を出すことが夢だとありました。絶品だそうですね! 具体的に話も進んでいるのでしょうか。
山内「
嫁の料理は普段からおいしいんですけど、そのなかでもスープカレーがめちゃくちゃおいしいんです。他にもおいしいメニューがあるので、それらを含めてお店で出したいと考えています。
実は去年(2019年)6月の時点で、お店を出す話がかなり具体的に進んで出資者まで決まっていたんですけど、コロナ禍もありいったん計画を止めました。落ち着いたタイミングで、開店準備を再開したいなと思っています」

「猫については、『やめ』と言われるまでいくらでも語れる」という山内さん。
――新しい夢ができるなど、結婚して生活が変わったと思うのですが、お子さん・猫ちゃんとの暮らしで特に思い出深いできごとはありますか?
山内「子どもは、生まれて病院から家に戻ってきた時以来、ずっと猫と一緒にいます。うちの猫はすごく優しくて、子どもになにをされてもまったく怒りません。
最近では猫が自分のお腹を子どもの枕がわりにして、寝かしつけまでしていたと嫁が言っていました。
ただ、一回だけ何かの物音にびっくりして慌てたときに、猫が誤って子どもの足を引っ掻いてしまったことがあります。猫はめちゃくちゃ落ち込んでいました。そのときに子どもにちょっとした傷ができてしまったのですが、子どもが大きくなったら、それくらい猫と寄り添いながら成長したんだぞ、と当時の話をしてあげたいなと思ってます」

愛する息子さんと猫はいつも一緒
――息子さんへの目線に、愛があふれているのを感じます。息子さんはどんなお子さんですか?
山内「子どもはとても元気よく育っています。2歳半くらいになるんですけど、クリスマスの朝に、一人で起きてリビングに行ってプレゼントを見つけていました。僕は寝たふりをしながらその様子を見ていたんですが、『サンタさんきてるよー!』と言って僕を起こしに来た姿をみて、サンタさんの存在をちゃんとわかってるんだなと驚きましたね」