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かまいたち山内が語る“猫愛”と“妻愛”。なれそめはインスタの猫写真

 東京進出後、ますますメディアに引っ張りだこのお笑いコンビ・かまいたち。『かまいガチ』(テレビ朝日系)、『千鳥vsかまいたち』(日本テレビ系)などの冠番組もスタートし、YouTubeチャンネルの登録者数も77万人を超えるなど勢いにのっています。
『寝苦しい夜の猫』

『寝苦しい夜の猫』は、かまいたち山内健司さん初の著書

 そんな中で、かまいたちの山内健司さん(40)が、初の著書となる自伝エッセイ『寝苦しい夜の猫』(扶桑社)を上梓。家族とのエピソードや、猫への熱い想い、そして相方・濱家隆一さんのエピソードをはじめ、芸人・山内健司の半生がじっくり描かれています。  そんな山内さんに、本の発売を記念してインタビュー。普段あまり語られることのない山内さんのプライベート、家族とのエピソードなどについて聞いてみました。(以下、<>内は本書より抜粋。取材は2020年12月に実施)

猫5匹との愛おしい生活。妻との出会いも猫きっかけ

 愛猫家の山内さんは現在、妻・息子と一緒に5匹の猫と生活をしており、猫たちへのあふれる愛はとまりません。自身の結婚も「猫」がきっかけだったそうで、猫の写真をインスタにUPし、フォロワーから「いいね」をもらう中で奥さんと出会ったのでした。
かまいたち・山内健司さん

愛猫家としても知られる山内さん

<嫁もイイねをくれた人で、アイコン写真を確認した僕は即行で嫁のインスタにいき、写真をチェック。嫁も猫を飼っており、猫も嫁もとびきりかわいかった。僕はさりげなく嫁のインスタにイイねを押した。そこから2週間くらいの間に何回かイイねのラリーがあり、「これは脈あるんちゃうか」と 思った僕は、DMで「猫茶会しませんか?」と誘ってみた。信じられないかもしれないが、実話です。>  ご本人も言うように信じられないような話ですが、その後山内さんは本当に猫茶会を開催します。そして、お茶を飲んで解散した帰り道に「この子は遊びではない。ちゃんと付き合う人だ」と確信したそう。一方奥さんはというと、周りの友達から「山内と会うのは絶対やめたほうがいい」と言われて相当警戒していたのだとか。  そこからお付き合いが始まり結婚に到るのですが、結婚の決め手についてはこう記しています。
山内さんと一緒に暮らす猫たち

山内さん一家と暮らす猫たちの名前は、にゃんじ、のび太、がぶ、モカ、チャイ。

頭はいいし、料理はうまいし、すごくしっかりしている人だ。 結婚の決め手になったのは、“段取り”がすごいところ。><30歳を超えてから自分の中で、「子育てのイメージがわくかどうか」というのも付き合う条件になってきて、嫁はそのへんもめっちゃドンピシャだった。これも嫁には言っていないけれど、僕はかなり早い段階で嫁と結婚することは決めていた。>  その後待望の第一子を授かり、3人家族と猫たちとの生活が始まるのでした。結婚前は女の子と遊ぶことも多かった山内さんですが、結婚後の夫婦仲は極めて良好とのことで、その秘訣について聞いてみました。

携帯はロックを外して、常にオープン

――独身時代はモテたいという思いが強かった一方で、結婚してからは良好な夫婦関係を築かれている様子です。配偶者に安心してもらう、夫婦円満のコツなどはあるのでしょうか。 かまいたち・山内健司さん山内さん(以下、山内)「結婚前に、他の女子と遊ぼうとしていることが嫁に見つかって、ブチ切れられたことがあるんです。それからは、僕の携帯のロックは全部外して、いつなんどき見てもいいよ、っていう状態にしました。なに見ても大丈夫っていうスタンスにしてから、やましいことはもちろんないし、奥さんも信用してくれるようになりましたね」 ――オープンにしたことで、奥さんも安心して気にしなくなったという感じですね。 山内「それもありますけど、最近のSNS時代も背景にあると思います。僕が街中で嫁以外の女子と遊んでいたら、すぐにSNSやネットニュースで話題になっちゃいますよね。このご時世、嫁だけでなく世間にも監視されているから遊びようがないんです。嫁もそれはわかっているので、僕の行動に関して何か言ってくることはありません」
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「嫁のめちゃくちゃおいしいスープカレーのお店を出したい」
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