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猫がストーブでコゲてしまうワケ。ホットカーペットにも注意してあげて

いざという時に役立つ「やけどの症状と対処法」

 やけどは熱傷の深さによって、4つのステージに分けることができます。 茶トラ猫、獣医、病気、診察・Ⅰ度  最も軽いⅠ度は皮膚の表面のみが損傷した、やけどのこと。「皮膚が赤みを帯びている状態。この場合は、やけどに気づいた時点で流水で冷やすか、流水で濡らしたタオルで覆いましょう。冷却時間は10~30分ほど。受傷後、約2時間程度であればこの処置が適切です」  その後は必ず動物病院へ。適切に管理すれば1週間以内に治癒します。 ・Ⅱ度  表皮や真皮の一部が損傷したⅡ度のやけどは、熱傷が部分的であればⅠ度と同じ処置で構いませんが、広範囲に及ぶ場合は濡れたタオルで覆い、早急に動物病院へ。 「基本的に痛みは伴いませんが、腫れたり水ぶくれができたりし、重症化していると皮膚がめくれます。広範囲の場合は全身性の炎症ですので、早期に治療が必要です」 ・Ⅲ度  Ⅲ度だと熱傷が表皮や真皮、皮下組織にまで及ぶため、知覚が消失。 「疼痛(とうつう)が生じないと言われており、ここまで行くと気づかず、どんどんと悪化してしまいます」  この場合は濡らしたタオルで冷やしながら、すぐに動物病院へ。 「皮膚が乾燥しがちになるため、濡れたタオルをかけて保温しましょう。事前に電話をしておくと、対処も早くなります。熱傷が体表の20%以上に及ぶと全身性反応を引き起こすため、内科治療を行う必要も出てきます」 ・Ⅳ度  そして、熱傷が筋や筋肉など、より深い部位にまで及んだⅣ度のやけどは、かなり危険な状態。 「一刻も早く動物病院へ。運ぶ際、水分などが摂れる場合は摂らせつつ、流水で濡らしたタオルで体を覆い、冷やしながら連れて行きましょう」  ストーブは深刻なやけどを引き起こしてしまう可能性がある暖房機器だということを理解し、万が一の時に役立つ知識も身につけていくことが大切。 「猫がいる家ではなるべくストーブを使用しないようにしたり、ストーブに近づけないような工夫をしたりしてほしいです」

ファンヒーターや電気カーペット、床暖房を使用する際の注意点

猫 ホットカーペット 安全面を重視し、ストーブではなく、電気カーペットやファンヒーター、床暖房などで愛猫に暖をとってもらっている猫飼いさんも多いはず。しかし、その場合にも様々な配慮が必要です。  例えば、ファンヒーターを使用する時は、同じ位置に愛猫が居続けない工夫を。 「エアコンをつけ、ヒーターには近づかせないようにしたいところです」  エアコンは猫にとって一番安全な暖房器具ですが、熱中症にならないよう、しっかりと温度管理していきましょう。  電気カーペットや床暖房などは一見、安全そうに思えますが、猫が動かないと熱が逃げないため、やけどだけでなく、熱中症にも注意。 「猫は呼吸や体を舐めた時の気化熱で熱を外に逃がしますが、もともと熱が逃げにくい構造になっているので、熱中症になりやすい。熱中症を防ぐには、水分をしっかり摂取させることが重要。最低でも50ml×体重は摂ってもらいたいです」
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電気カーペットとの静電気を減らすために
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