宇垣美里、コスメ愛を語る「カードの明細は見ないようにしてます」
フリーアナウンサー宇垣美里さんの美容本「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」が11月に発売され、発売前に重版が決まるなど話題になっています。
2014年にTBSに入社し、2019年フリーに転身した宇垣さんは、自他共に認める美容マニア。今作は彼女のコスメへの想いをぞんぶんに散りばめた初の美容本となります。
セルフメイクのハウツーや自身の選んだベストコスメ、さらに第一線で活躍するへアメイクアーティストたちによる変身フォトなど、宇垣さん自身を丸ごと見せてくれる1冊。
これを記念して女子SPA!では宇垣さんへインタビュー。あふれるコスメ愛をぞんぶんに語っていただきました。
――いきなりですが、本日のメイクのポイントを教えていただけますか?
今日はメイクさんにしていただいたんですが、今年っぽいワントーンメイクがポイントですね。渋めのカラーが可愛いですよね。色がオシャレだな~思ってます。
――「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」でも、人気ヘアメイクアーティストさんたちに様々なメイクを施していただいてるんですよね。どれも全く印象が違っていて、改めてメイクってすごいと感動しました。
そうなんですよ!モデルは間違いなく私一人なんですけど、どのメイクも全然違いますよね。一人の人間がメイクでこんなにも表現や雰囲気を変化させられるって純粋に楽しいと思うので、ぜひこれは実際に見ていただきたいです。
――宇垣さんは以前、インタビューで「メイクは武装である」と語られていましたよね。この考え方は同じ女性としてすごくハッとさせられましたし、納得できました。今も同じ考えでいらっしゃいますか?
はい。やっぱりメイクとは、自分のモチベーションを上げるものであり、鼓舞するものではないかと思っています。一歩お家から外に出て、社会と対峙するときにそっと背中を押してくれる存在かなって。そして、なりたい自分になるために手助けしてくれるものでもあるんじゃないかと。
――では、ご自宅では「今日はこういう私にしよう」と思いながらメイクをされているのですか?
そうです。「今日は女友達と会う」という日には、褒められたいからモード系のめっちゃ攻めたメイクをしたり。「今日は年上の先輩と会う」日や「通したい企画がある」なんて日は、怖くならない程度にしっかりしたメイクにしようとか。
――TPOに合わせているわけですね。では、こういう時にこんなメイクをして成功したという思い出はありますか?
大学生になって茶髪にしてメイクをし始めた時ですかね。その途端に痴漢に遭わなくなったという実体験があります。
――それってまさに、以前ラジオでお話されていた「メイクで威嚇する」「美は剣」に繋がるエピソードじゃないですか。
はい。効いたな!って(笑)。メイクは「ライオンのたてがみ」に近いものなんじゃないかと感じました。
あと、友達の子供と初めて会う時のことも印象深いですね。その子がくまのプーさんが好きって聞いていたので、茶色い服を着たりプーさんのネイルシールを貼っていったりとか色々工夫したんです。そしたらすっごく懐いてくれたんですよ。メイクやファッションの力を感じましたね。
――それは嬉しいですよね。「勝った!」みたいな気分になったのでは?
そうかも。あと、初めてセルフメイクで会った方に「そのメイク、すごくオシャレですね」「そのメイクはどんなアイテムを使ってるんですか?」とか言われるとヨッシャ!って気持ちになります。素直に嬉しいんですよね。