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苦手な先輩と、毎朝ウォーキングするハメに…痩せるよりストレスが爆発!

「情けないね」と半笑いで言われて

「情けないね」と半笑いで言われた「上司に注意されて席に戻ったら、近くにいた真衣さんに『一緒に運動しているのに情けないね』って半笑いで言われました。それで何かがプツンと切れる感じがして、その場で真衣さんに『疲れすぎて仕事にならないので歩くのをやめます』と言ってしまったんです。しかもちょっと強めの口調で…」  それを聞いた真衣さんはイラッとした表情で「自分のせいだと言うのか」と怒り、ぶつぶつと文句を言いながら去っていきました。 「先輩を怒らせてしまった罪悪感よりも、毎日の早起きと歩くことから開放されたと思ったら嬉しさでいっぱいでした。その日の夜は久しぶりにゆっくりお風呂に入って、大好きなドラマも観られて本当に幸せだったのを覚えています」

陰口を聞いてしまった

 それ以降真衣さんが連絡してくることはなくなりましたが、後日麻美さんに対して「意志が弱い」と愚痴っているのを聞いてしまったそう。 「私にも言いたいことはありましたが、余計こじれるようなことはしたくないですし、真衣さんと無駄に関わることもなくなったので気にしないようにしています。あと、運動はしたいですが、自分のペースでやることにします」  確かに運動は大切ですが、疲れて日常生活がままならないほどする必要はありません。人それぞれ体力も運動能力も違うのですから、理に誰かを巻き込んだり押し付けたりせず、自分のペースを大切にしたいものです。 ―シリーズ「トンデモダイエット・トンデモ健康法」― <文/スノーマン イラスト/真船> 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ
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