「自分が一番じゃないと気がすまない人」たちのウザ~い発言録
<みきーるの女子マインド学>
“一番”という肩書きには、とてもインパクトがあります。
「一番優秀だからそのポジションを得たのだろうし、すごく価値があるのだ……」。
そう思って、誰もが“一番”と名の付くものには一目置くし、人であればほめられることもありましょう。実績を正しく評価されて賛辞を得るのは、もちろんいいことです。
けれど、もしも人を下げて無理矢理“一番”になっているなら、ぜひとも考え直すべき。気づかずに“一番ちゃん”になってしまうと、あなたの人間関係はどんどんしぼんでしまいます。
やっかいな“一番ちゃん”たちの例を見てみましょう。
「友だちの集まりで、彼が誕生日に連れていってくれたレストランの話になりました。とてもおいしくて、いい思い出になったのですが、話を聴いていたA子に“あ~、惜しいね!”と言われて。
どういうことか訊いてみると、“そのあたりの店なら、ここに行けばよかったのに。この間行ってきたけど、めちゃくちゃおいしかったよ! ミシュランの星も取ってるし、最近はここがナンバーワン!”といってスマホの写真を見せられました。
私は何もレストランの人気争いをしたいわけじゃないのに……。勝手に、“一番の店に行けなくて残念な子”みたいな扱いをされて悲しくなりました」(カナさん)
「職場のチームで、すごい契約を取ってきた同僚をみんなでお祝いしていたときのこと。B男が、“あの界隈に一番最初に目を付けたのは、実はオレなんだよ。あいつはうまいことやったよな”とかいって、まるで手柄を横取りされたようなことを言うんです。
彼はこのときに限らず、“それ、オレが教えてあげたやつ”とか、“スタバの限定ドリンク、発売日に飲んできた”とか、“なんでも自分が一番最初だった”とアピールしないと気が済まないようで、ウザくてたまりません」(ユミさん)
「会社にコネ入社してきた取引先のお嬢さん・C美がいます。彼女が誰かはみんな知っているので、自然とまわりは気を遣っているのですが、なにかにつけて“私が一番、男子に話しかけられる”とか、“みんなあんまりおしゃれしないから、私が一番目立っちゃう”とか、わざわざ言い聞かせるように言ってきてすごく疲れます」(ナミエさん)