まるで肉!ベジミートが大進化、ハンバーガーにカツ重まで
ベジミートが世界中で注目を集めるなか、日本でも扱うお店が増え始めた。しかし、「食べた気がしない」と敬遠する肉食男女も多いはず。そんな読者にこそ味わってほしい!
コロナ禍でライフスタイルを見直す動きが広まるなか、健康や地球の未来を考慮して、食生活を改善した人も少なくないだろう。
そんななか、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の広がりを背景に、ベジミート(代替肉)への注目度が増している。人口増加による食料不足、畜産による温室効果ガスの排出問題などを解決する可能性を秘めた食品として、大きな期待が寄せられているのだ。
しかし、おいしくなければ意味がない。今回は、開発技術も味も進化し続ける代替肉業界において、肉好きも納得するベジミートを出す店を紹介しよう。
1軒目は近年、増加中のベジタリアンも楽しめるハンバーガー店のなかでも、未来を見据えたコンセプトを明確に打ち出している東京・池袋にある「ベジタリアンブッチャー」だ。
「プラントベース(植物由来)、サスティナブル、ヘルシー&パフォームベターをコンセプトとして、昨年8月にオープンしました。店名にベジタリアンとありますが、菜食主義の方をターゲットにしたわけではないんです。地球環境を考えたライフスタイルをかっこいいと思う若者にこそ、利用していただきたい」(代表取締役社長・村谷幸彦さん)
メニューは大豆タンパクなどを使用した「プラントベースドミート」パティのハンバーガーのほか、チキンナゲットやフィッシュアンドチップスなど種類豊富。さらに低糖質ティラミスや豆乳きな粉アイスといったスイーツも揃うという充実ぶり。
今回トライしたのは分厚いパティが2枚も入ったダブルチーズバーガー。さっそく一口。食感は完全に肉のそれと変わらない。そして何よりも驚くべきはその味だ。ベジミートとは思えないほどのドッシリとした満足感があり、牛100%のパティを食べているような感覚に陥るのだ。
また、本物の牛肉だったら確実に胸焼けしそうだが、こちらの場合、満腹感は満たされるものの胃は重くならないのだ。
料金割引やドリンクバー無料などの特典付きサブスクプランも用意するなど、今の時代に即したサービスも目新しい。
▼ベジタリアンブッチャーの「ダブルチーズバーガー」
大豆タンパクがベースのパティ2枚にチーズも2枚。ボリュームがあり満足度は最強。ビーフに近い味わいがあるが、使用する調味料はすべて植物性。選べるつけ合わせとセットで1480円(税別)
話題のサスティナブルフードの味は?肉好きも唸るベジミート
ドッシリとした満足感があり、牛100%のパティを食べているような感覚
●「S級グルメ」東京を中心としたS級なグルメ情報/インスタグラム tokyofood_srank
●ベジタリアンブッチャー
東京都豊島区西池袋3-29-9C3ビルB1
営業時間:11時30分~16時、17~20時 火曜定休
特製パティやミートボールなどは店頭で購入できるほかネット通販も可能
●菜道(さいどう)
東京都目黒区自由が丘2-15-10
営業時間:12~20時 水曜定休
ドリンク2杯と料理を3品選べるセットやメニューにはない料理も登場するコース料理もある
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や定休日が変更になっている可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください。
●ベジタリアンブッチャー
東京都豊島区西池袋3-29-9C3ビルB1
営業時間:11時30分~16時、17~20時 火曜定休
特製パティやミートボールなどは店頭で購入できるほかネット通販も可能
●菜道(さいどう)
東京都目黒区自由が丘2-15-10
営業時間:12~20時 水曜定休
ドリンク2杯と料理を3品選べるセットやメニューにはない料理も登場するコース料理もある
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や定休日が変更になっている可能性があります。最新情報は店舗にお問い合わせください。