KEIKOの離婚発表の筆跡にみる、ガマン強すぎる人が決断するとき
90年代に一世を風靡したglobeのKEIKOさんが、音楽プロデューサーの小室哲哉さんとの離婚を、先月ついに発表しました。
分析する前に、脳の病気を発症した方の筆跡を見る場合、後遺症の影響は考える必要があります。
ただ、KEIKOさんの場合は自身が「大きな後遺症もなく」と記していることと、病気の発症前の字と見比べても筆跡に関する部分では病気の影響を感じられなかったため、今回の直筆に対して、通常の筆跡分析と同じ見方で行います。
ちなみに、私の亡き夫も脳梗塞を発症した際、右半身にまひが出たため、一時ペンを握ることもできず、当然字が書けなくなりました。リハビリを重ねてなんとか簡単な文字は書けるようになりましたが、やはり手が震えてしまうことで線がぶれていたり、細かい漢字がつぶれてしまって読めなかったりという影響はありました。
【私の夫の話】⇒大げんかした翌日に夫が脳梗塞を発症。病との闘いが始まった日
やはり利き手に後遺症が出た場合は、物理的に筆跡に影響が出ると考えられるため、通常の分析とは少々見方が異なる可能性があるでしょう。
木へんの2画目や「春」「申」など、縦棒の上部がほぼ全く出ていません。この筆跡は協調性が高く、誰かを引っ張るよりも相手に合わせていく方が楽なタイプの傾向があります。
とくにKEIKOさんの筆跡は全く縦棒が出ておらず、さらに強めの右上がりの字であることから、自分よりも他人を優先したり、他人からの影響を受けやすかったりと、少々強めの他人思考になっている可能性があります。
また、「調」「今」など、上の部分が開いているところも、人の意見を聞き入れる人の特徴。むしろ、「今」は開きすぎているため「言いなり」になってしまう可能性も……。
きっと離婚に際し、さまざまな制約や我慢があったかと思いますので、消極的になってしまっているのかもしれません。
2011年にくも膜下出血を発症したKEIKOさんのその後の体調や後遺症を心配する声も一時聞かれましたが、2月26日に事務所HPで離婚を発表した直筆のコメントには「大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております」の文字が。前向きなコメントに、ホッとしたファンも多かったのではないでしょうか。
貴重な直筆が公開されたので、これはぜひ筆跡鑑定したいもの。KEIKOさんの人物像や、今の実際の心情について、勝手ながら筆跡心理学を用いて分析してみました。