・最高君主エリザベス女王に気に入られているアピールがあざとい
女王はいつも自分に親切に接してくれて、電車の中でブランケットをかけてくれたり、真珠のアクセサリーをプレゼントしてくれた、というエピソードを語っていましたが、自分の方が気に入られている、とウィリアム王子とキャサリン妃へのマウンティング感が漂います。

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・子どもの肌の色に対する発言があったと人種差別をほのめかす
人種差別はあってはならないことですが、この時発言をしたのはエリザベス女王夫妻ではないとあとでわざわざ断っていたので、疑いの目はチャールズ皇太子&カミラ夫人、ウイリアム王子&キャサリン妃に向けられることになって、4人は辛い立場に……。

ヘンリー王子(右)、アーチー君を抱いたメーガン妃(左)
・キャサリン妃ともめた事件の真相
メーガンさんがキャサリン妃と、自身の結婚式でのフラワーガールの衣装(白タイツか生足か)でもめてキャサリン妃が泣いた、と以前は報じされていましたが「実際は逆のことがおきました」とメーガンさん。そのあとキャサリン妃が謝罪し「私は彼女を許しました」と上から目線な発言も。
もし事実と逆のことが報じられたのなら気の毒ですが、結婚式のフラワーガールのシャーロット王女の写真を見るとメーガンさんが主張した通り、生足でした。結果的に、メーガンさんが言い負かしたような……。

ウィリアム王子&キャサリン妃
・王室で自由がなかった発言
それにしては服を買いまくり、海外にもよく行っています。ベビーシャワーのため単身でNYを訪れたり、全米オープンを観戦したり、カナダ旅行したりしていました。衣装代に関しては、結婚した頃は年間1億円以上かかっていたという説が。
「死にたかった」発言もありましたが、人は自分の器以上の富を得ると、押しつぶされて虚無感を抱いてしまう、というのもありそうです。もし自分が年間1億円服を買ったら、と想定すると……幸せというより辛さや虚しさに襲われることが想像されます。
・自分に酔い気味
インタビューの中で、声を失ったけれど取り戻した人魚姫アリエルに自分をなぞらえていました。メーガンさんの物語はディズニープリンセス級ということでしょうか。将来映画化されるかもしれません。
また、今回のインタビューで日本の情報番組でも流れていて、自分に酔っている感が満載だったのが「私は女優でもウエイトレスでも王女でも公爵夫人でもなく、ただのメーガンよ。でも一番大切な称号は、母親です」というセリフ。全ての肩書きを超えた「メーガン」、自分というジャンルが最強だと言っているようです。今後名言として語り継がれることを想定していそうなテンションでした。
・やはり消えないヘンリー王子洗脳説

ヘンリー王子(左)とメーガン妃(右)
「私がすべてを捨てたのは、彼を愛しているから」と、メーガンさん。でも故郷や家族、友人、軍隊の仕事、王子の称号など、全てを捨てたのはむしろヘンリー王子では……。
むしろメーガンさんは欲しいものを次々と手に入れていっている印象ですが、家ではメーガンさんは「私はあなたのために全てを捨てたのよ」とか言い聞かせていそうです。そしてヘンリー王子は彼女の思うままに……。
メーガンさんの言動は世界に君臨する英王室を揺るがす事態になっています。インタビュー直前にはエリザベス女王が国民に向けて、団結を促すメッセージを送ったり、インタビュー後はウイリアム王子が「私たちは人種差別的な家族ではない」とコメントしたり、メーガンさんに翻弄されまくっています。
世界中の人々の注目を集め、リアリティドラマのヒロインになっているメーガンさんは女優だった時以上の高揚感を得ていることでしょう。しかし英王室にケンカを売るなんて怖いもの知らずで、だんだん応援したくなってきました。今後も波乱の気配が濃厚です。
<文/辛酸なめ子>