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枕カバーをシルクに変えたら美髪になった!納得の理由を髪オタクが解説

 毛髪診断士の元井里奈です。皆さんはシルク製品、お好きですか? シルクのパジャマなんていうと、海外ドラマに出てくるセレブが着るようなイメージかもしれません。しかし、髪の毛を深く愛してやまない私は、髪の毛にだけはシルク製品を使っているんです
元井里奈(もといりな)

毛髪診断士・元井里奈(もといりな)

 なぜ私が、パジャマやインナーはユニクロさんで揃えているのに髪にシルク製品を使うのか。それはもちろん、美髪のために他なりません!

シルクのヘアグッズで髪のダメージを最小限に

 一度生えた髪の毛との付き合いは、約5年。髪は、再生しない物体です。  よく、「補修できる」イメージのヘアケア製品をお見掛けしますので、髪がどれだけ傷んでも、トリートメントでなんとか綺麗に戻せると思っている方が多いのですが、そんなことありません。科学の発展もあり、多少は補修もできるのでしょう。私も色々使いました。でも、「ゆで卵は生卵に戻らない」、それと同じくらい、傷んだ髪を元に戻すというのは無茶な話なのです。  だから、頭皮からできるだけ丈夫に生やしてあげた後、美髪をキープするためには、「髪の寿命がくるまでの5年間、いかにダメージを防げるか」が勝負なのです。  自分で自分の身を守れない髪にとっては、毎日が外界から受けるダメージとの闘いです。すべてのダメージを防ぐことができればベストですが、まずは大きなダメージから防いであげることが大事。
最近の髪

私、元井里奈の最近の髪です。

 私は24時間、髪のことを考えて生きていますが(笑)、普通に生活する人にとっては、髪の毛ひとつにそこまで時間も手間もかけられないでしょう。お手軽なものから始めたいあなたにオススメするのが、シルクのヘアグッズなのです。

防ぐべきは、髪への摩擦、熱、紫外線

 髪のダメージは、美容院で受ける化学的な施術(縮毛矯正やパーマ、カラーリングなど)が一番大きなインパクトとなります。元の毛髪の状態を、化学的に無理やり変えさせるわけですから、ダメージは大。特に、髪のキューティクルに存在するCMCという物質を失わせてしまうため、化学的処理を受けた後の毛髪におけるダメージ耐性は大きく落ちます。  でも、やはりオシャレもしたい年ごろの私たちにとって、パーマやカラーリングを全て我慢しろというのは酷な話ですよね。私自身も、多少ダメージを受けさせてでも、くせ毛を綺麗に見えるストレートにしたいと思い縮毛矯正をかけています。その分、人生の最重要課題というくらい真剣に、毎日のダメージ予防に取り組んでいるのが私という人間です。  さて話を戻しますが、毎日積み重なるダメージの予防には何をすればよいでしょうか。この積み重ねは馬鹿にできなくて、化学的処理をしている髪の毛の場合は特に、です。  防ぐべきは、摩擦、熱、紫外線。この3つだと思っており、「摩擦」を大きく防げるのがシルクグッズなのです。
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シルクの枕カバー、シルクのシュシュがおすすめ
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