小室圭さん文書の4万字に恐怖。解決しても人として謎すぎる/辛酸なめ子
眞子さまを幸せにできるのか問題
元婚約者の心情はスルー。プライドの高さがチラついて
元婚約者の方への感謝は述べられていますが、彼の心情的な恨みつらみに答える言葉はありません。これまでの報道で元婚約者が切々と訴えていたのが、小室佳代さんと婚約したのに蚊帳の外で、アッシー、メッシーとしていいように使われた、という哀しい思い出です。その部分はスルーして、お金は借りたのか贈与だったのか、という部分だけを重視している小室さん。
例えば、女性が「お腹が痛いから今日は行けません」といったようなメールを送ると「お腹が痛い」という部分は完全スルーして「わかりました」とだけ返事をしたり全く思いやりを見せない男性がいますが、小室さんはもしかしたらその系統の、心情を斬り捨てるタイプなのかもしれません。
元婚約者の男性も女々しいところがありますが、共感を求める女性は、心情を理解してもらえないと物足りなく感じてしまいそうです。とりあえず借金ではなかったし、返すと借金だと思われるのでそれは避けたいし、国際基督教大学の入学金・学費は自分で払ったし、明治大学は受けていない、など随所にプライドの高さをかいま見せる小室さん。
もしかしたら仕事では能率を重視する、デキる男性なのかもしれませんが、一抹の冷たさは否めないです。でも、ニューヨーク州の司法試験のための勉強と同時に長文の文書を書き上げたところに、秋篠宮ご夫妻は、娘を任せても大丈夫、これだけポテンシャルがあればきっと経済的にもなんとかなると、安心してしまったのかもしれません……。幸せはお金だけではありません。国民の1人として、本当の愛があることを祈るばかりです。
<文・イラスト/辛酸なめ子> 1
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