小室圭さん文書の4万字に恐怖。解決しても人として謎すぎる/辛酸なめ子
4月8日に、眞子さまと婚約延期の状態が続いている小室圭さんが、これまでに報じられている母親の金銭トラブルについて反論する説明文書を公表しました。
全28ページにもわたって綴られた説明文書について、皇室ウォッチャーである漫画家・作家の辛酸なめ子さんは「何よりもそのボリュームに軽い恐怖心を抱きました」と言います。
今回の説明文書について、辛酸さんに寄稿してもらいました(以下、寄稿)。
※編集部注:4月12日に小室圭さんが代理人を通じて、母親の元婚約者に解決金を渡す意向があることを発表しました。「解決金を渡せば借金と認めることになる」と「名誉にかけて」拒否していた4日前の文書は何だったのでしょう?
2017年9月にご婚約内定会見を開かれてから3年半ほど経ち、ついに眞子様のご結婚問題はクライマックスを迎えつつあるようです。
緊急事態宣言の発令で延期された「歌会始の儀」が3月下旬に行われ、そこでの眞子様のお歌が話題になりました。
「烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に」
実りの秋に向かって赤く染まっていく烏瓜(からすうり)に、小室圭さんへの愛が結実していく様が描かれているようでした。秋にはついに嫁ぎたい……という女心を感じさせる歌でした。宮家の方々の歌について、各誌で考察が繰り広げられて、雅な空気が漂っていたのですが、そんな雰囲気をかき消したのが、4月8日に発表された「小室文書」です。
眞子様が奥ゆかしく31文字に思いを込められていたのと真逆の、約4万文字・28枚というボリューム。母親の元婚約者やマスコミの矛盾やまちがいを指摘しつつ、自分の正当性とプライドを守るという内容でした。何よりもそのボリュームに軽い恐怖心を抱き、皇族の方々の雅な文化と、価値観が合わないのでは……というのが個人的な第一印象です。
それでも、この文書を受けて、西村泰彦宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象だ」と賞賛。さらに文書の「いろいろな事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」という箇所を引用し「私はその1人で、理解をいたしました」と語っていて、国民の「ええーーっ!!??」という突っ込みの声が日本中でうずまいていそうです。宮内庁長官には刺さった小室文書。さすがお役所、書類は長いほど効果てきめんです。
さらに眞子様も「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」といったフォローのコメントを宮内庁を通じて発表。ふつうなら、借金の説明に28枚もの大量の注釈付き文章を発表する男性には引きそうですが……愛は全てを凌駕しているようです。
さらに加地隆治・皇嗣職大夫は、文書をご覧になった秋篠宮様ご夫妻が、「問題解決に向けた対応が見える形になるよう小室家側が努力したと受け止めた様子」だったと明らかにしていて、ご夫妻もあまりの文章量にフリーズしてもう受け入れるしかなくなってしまったのでしょうか。何か大きな力というか流れができているのを感じますが、国民はただ見守るしかないようです……。

雅な空気をかき消した小室文書

眞子さま、秋篠宮ご夫妻の反応は?
1
2