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ADHDグレーな私の婚活しくじり話。メッセージの同時進行がムリだった

 17年間の婚活を経て42歳で結婚した、元婚活ブロガーのRikakoです。実は結婚後にADHD(注意欠如・多動症)グレーゾーンであることが判明し、今までの婚活の傾向と発達障害の関連性について振り返ってみることにしました。  発達障害の代表的なものとして、ADHDのほかに、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障害)があります。前回記事で紹介した他人に興味が持てない、こだわりが強いことに続き、今回は「同時進行ができない」ことについて掘り下げます。

マッチングしても、メッセージのやりとりだけで続々脱落

メッセージ 苦痛 スマホ

写真はイメージです(以下同じ)

 恋愛ではイメージの悪い二股行為も、「婚活」とい大義名分の下では暗黙の了解、同時進行は当たり前という風潮になりつつあります。私が入会していた結婚相談所も、お見合いを経て仮交際に進んだ相手は「知り合い・友達」という位置づけのため、何人と仮交際に進んでもOKでした。  マッチングアプリや婚活サイトにおいても、マッチングした数が多ければ、複数人と同時にやり取りする必要性が出てきます。1日複数人と何通にもわたってメッセージを送り合うのは、かなり労力がかかって大変な作業でした。  一度に何人ともやり取りしていると、一人一人への返信が雑になっていき、その結果、相手からフェードアウトされることもしばしば。私の場合、ネット婚活でマッチングした数は多くても、メッセージの段階で脱落していき、実際に会うまでに至ったケースは少なかったです。

複数人と仮交際していると、どんどん投げやりに

 私が入会していた結婚相談所では、仮交際の人数に制限がなく、私は同時に3人と仮交際していたこともあります。しかし、3人との同時進行は長く続きませんでした。全員と定期的に連絡を取り合ったり、デートの約束をするのが非常に面倒臭かったからです。 デート 仮交際は相手を知る期間なので、複数の交際相手を比較検討して、自分と相性の良い相手を絞っていく作業となります。しかし、私は初対面の時点で興味を持てない相手とは、その後会い続けても好意を抱くことが難しかったです。もし、仮交際相手が一人であったら、じっくり相手と向き合うことができたのかもしれないですが、好きでもない複数の相手と連絡を取り続けることは、とても苦痛でした。  私は次第に相手への連絡が雑になっていき、デート中も乗り気でない態度を取るようになりました。その結果、相手から仮交際を終了されることもありました。ただ、仮交際の終了を受けて残念に思ったというより、どこかホッとしている自分がいました
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婚活をやめたことで結婚を引き寄せられた!
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