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あなたの睡眠は間違っているかも「ホンマでっか!?TV」の専門家がチェック

就寝の一時間前に入浴をすれば寝つきがよくなる

入浴 そして、寝る前に行うルーティンにも注意が必要とのこと。 「睡眠の質を高めるためには、脳や内臓の温度である『深部体温』が下がっていることが重要。就寝の一時間前に入浴をすれば、入眠のタイミングで徐々に深部体温が下がるので寝つきが良くなります。  また、寝る直前にスマホやパソコンを使用すると覚醒を促してしまうため、こちらも就寝一時間前までに使用を終わらせた方がいいですね。天井照明の豆電球ですら、睡眠の質を悪化させることがわかっています。眠る時はなるべく室内を真っ暗に。苦手な方は足下照明を導入してみてください」

一日に一度は日光を浴びましょう

紫外線 日中に太陽を浴びることも、良い睡眠には欠かせないとか。日光は夜に睡眠を促すメラトニンというホルモンを分泌させてくれるそうです。 「テレワークでステイホームが続いていても、一日に一度は日光を浴びましょう。一日30分以内でも、じゅうぶん入眠をスムーズにすることができます。  また、太陽の光はビタミンDの合成も促します。ビタミンDは新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを軽減させる報告があるので、密のない散歩はオススメです」  睡眠負債の解消は、体だけでなく心の健康にも繋がっていくはず。コロナ禍での不安やストレスも、正しい睡眠法が和らげてくれるのではないでしょうか。 【梶本 修身】 東京疲労・睡眠クリニック院長。医師・医学博士。大阪外国語大学(大阪大学)保健管理センター准教授、大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授等を歴任。産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」では統括責任者を務める。著書「すべての疲労は脳が原因」は累計18万部を突破するベストセラー。現在、「ホンマでっか!?TV」他、数多くのメディアで活躍中。 参考資料提供:リンナイ <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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