R美さん(32歳・主婦)の場合
「結婚して半年になるのですが、近所に住むお義母さん(57歳)となかなかフランクに話す事ができなくて」
ですが先日、イチゴをおすそ分けにきてくれたお義母さんとお昼ご飯を一緒に食べた時に…。
「私の作った鶏肉とナスのトマト煮を、美味しいって食べてくれたので『この材料全部、業務スーパーで買ったんですが、この冷凍揚げナスはとっても使い勝手がいいし、値段もとってもお安いんですよ』と話したらすごく食い付きが良かったんです(笑)」
今まで業務スーパーを、ただ大容量の食品が売っている所だと思い込んでいたお義母さん。
「うちにある、私お気に入りの商品を見せたら『私も行ってみたいな』と言うので、さっそく私の運転でお義母さんを業務スーパーに連れて行ってあげたんですよ」

ワクワクと楽しそうに買い物をするお義母さんに「この天然酵母のパンおすすめです。この豆腐も30円しないのに美味しいですよ」とアドバイスするR美さん。
「数日後、お義母さんから『本当にどれも使い勝手が良くて美味しい!連れて行ってくれてありがとうね』とお礼の電話が来て、業務スーパーの話題で話がはずみました」
それ以来、毎週のようにお義母さんと、R美さんの運転で業務スーパーに通っているそう。
「業務スーパーのおかげで話題が尽きなくなりました。おたがいにおすすめのレシピを教え合ったりしてとても良い感じです」
カップル、同僚、嫁姑関係に、良くも悪くも影響をおよぼす業務スーパー、おそるべしです。
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<文&イラスト/鈴木詩子>
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:
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