「私は業務スーパーで買った食材で、安くて美味しい料理を作りインスタにアップする事にハマっていて」
N菜さん(27歳・会社員)は自分の節約レシピが、たくさんの人からマネしてもらえる事に喜びを感じていました。
「毎日、いいね!の数が増えたり『このレシピめちゃくちゃ美味しかったです!』みたいなお褒めのコメントに癒されていたのですが…」
ある日、職場の先輩のH美さん(33歳)に声をかけられたN菜さん。
「いつもインスタ見てるよ、と言われて喜んでいたら、いきなり『激安スーパーでしか買い物出来なくて大変ね。よかったらこれどうぞ』と成城石井のチーズケーキを渡されて…え?って感じで」
とにかくH美さんに嫌われているんだなと感じたN菜さん。
「きっとこれって『貧乏人はこんな高級ケーキなかなか食べられないでしょ?プププ』っていう嫌味ですよね?」
もちろんイラッとしましたが、節約は何も恥ずかしい事ではないと考えているN菜さんは、H美さんにされた事で感じた思いを正直にづづり、チーズケーキの写真と共にインスタにアップしました。
「すると『誰にも迷惑かけずに一人で節約しているだけなのに、何が悪いの?嫌味を言う意味が分からない』や『嫌なら見なきゃいいのに、わざわざそんな事するなんてよっぽど暇なんですね』など、いつもの倍ぐらいコメントがあって」
しかも、どのコメントも自分の気持ちを代弁してくれているかのようで…とてもスッキリとしたN菜さん。
「きっとこの投稿もH美さん見ているんだろうなと思うと、何か笑っちゃいましたね」
とはいえ、H美さんにもらった成城石井のチーズケーキは、とても美味しかったそうです。
続いては、義母に業務スーパーを紹介した女性のエピソードです。