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ドイツ式の結婚式にビックリ。「職場の人なんて呼ばないわよ」

 国が違えば結婚式のやり方も異なるもの。同じ西洋風ウェディングでも、日本にはなじみのない習慣が海外では当たり前のように行われていたりします。
結婚式

写真はイメージです(以下同じ)

 30代の約5年間、夫の仕事の都合でドイツで暮らしていた山村奈々枝さん(仮名・43歳)は、現地の結婚式に参列したことがあるとか。日本の結婚式とは違うところが多かったそうで、いい意味でカルチャーショックだったといいます。

役所と教会で2回式を挙げる?

「向こうに住んでから仲良くなったドイツ人女性の式だったんですけど、結婚式の会場というのがお役所の中にある学校の教室よりもやや狭いくらいの部屋。一応、簡易的な祭壇のようなものはありましたが、とても結婚式にふさわしい場所とは思えませんでした」  ドイツでは戸籍局という公的機関が婚姻届の受け付けを担っており、ここで式を挙げて届け出が受理されるとのこと。そのうえで希望する人は、教会で改めて結婚式を行うそうです。  奈々枝さんが出席したときも戸籍局で式を行った後、少し離れた場所にある同じ市内の教会に車で移動。つまり、同じ日に結婚式を2回行ったことになります。 「失礼な言い方かもしれないですが戸籍局での式は予行練習っぽい感じがして、教会の式が本番って風に見えました。ただ、女性にとっては式を二度挙げることができるため、そこはいいなって。  特に教会のほうは現地では歴史ある建物だったようで、内部もすごく荘厳な雰囲気でこんな場所で式ができる彼女がうらやましかったです」  ちなみに式の出席者は、新郎新婦の家族や親族、それと友人のみ。日本のように会社の上司や同僚などは呼んでいないことを知り、そこにも衝撃を受けます。 結婚式
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新郎新婦が突然ダンスを披露
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