大坂なおみの“断る勇気”にアメリカ人が共感する意外な理由
「プロなら強いメンタルを」欧米でもマッチョな意見
まさに誰得の意味のない会見です。そこまでしても嫌がる選手をメディアの前に引きずり出す必要があるのでしょうか?#NaomiOsaka’s decision brings to mind how Marshawn Lynch dealt with a similar situation – repeating one phrase over and over after he was told he had to talk to the press or he’d be fined.. pic.twitter.com/02eqQz6yBz
— Nancy Kacungira (@kacungira) May 31, 2021
「メディアはアスリートの能力のために存在すべき」
英『インディペンデント Independent』は、メディアがスポーツを促進する役目を担っていることを認めた上で、「価値があるのはアスリートの発言ではなく、プレイの質だ」として「メディアに答えるのもアスリートの仕事」という批判的な意見を牽制(けんせい)。スポーツとメディアの関係を例え話を交えて定義しました。 「記者会見に応じなくても私たちは大坂のテニスを見たいと思うでしょう。想像してみてください。メディアに優しく冗談話は得意だが、テニスが下手な選手を。そんなアスリートにメディアが注目することはあり得ません。メディアはアスリートの能力のために存在すべきであり、その逆ではありません」 皆さんは今回の一件、どうご覧になっていますか? Sourses:『ELLE』『Huffington Post』『InsiderForbes』『Independent』 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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