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SNSで子どもに「裸の写真送って」。卑劣すぎる手口から子を守るには

子どもを守るために親ができること

――自分の子どもたちが性暴力の被害に遭わないように親ができることは何でしょうか? 子どもを守るために親ができること池田さん自分の裸の自撮り写真を送らないこと、そういった写真をもらい転送するのは人権侵害だということを大人を含めて学び、お子さんが小さな頃から話をしておけるといいですね。とはいえ、お子さんが中高生だとなかなか親に話してくれないかもしれないので、親や先生以外にもお子さんが話せる大人の存在が周りに必要だと思います。  そして、警察や支援機関のチラシなどを目のつく所へ置いておいたり、『こんなところがあるから、お友達で困っている人がいたら知らせてあげたら?』などと軽く話をしてみてもよいかもしれません。  子どもが何か悩んでいる様子だったら、絶対に非難がましいことを言わずに『大丈夫だよ。力になるよ。あなたは悪くない、こういうことってあるから、』と言って、ただただ聞いてあげる。警察に相談することをためらう親御さんもいますが、事件性のあるものだったら警察に相談してほしいです。とにかく、子どもたちの話を無条件に聞いてあげることがまずは大事だと思います」 平岡さん「あと親御さんに知っておいてほしいのは自画撮り被害というのは無差別に起きるもので、決して子どもたちの責任でも、親の責任でもないということ。親御さんのなかには、自分の子育てが間違っていたから自画撮り被害に遭ってしまったと考える人もいますが、それは違う。オレオレ詐欺みたいに無差別に被害に遭うのが自画撮り被害なのです」 中村さん「実際に被害者の子どもが、『絶対に責められるから、親には言えない」と言っていたこともありました。被害が起きたら、自分も子どもも責めないで前向きに対処することに集中してください。普段から家ではできるだけ、ゆったりとした気持ちで子どもに向き合ってほしい。親がいつも忙しそうにしていたり、ストレスを見せていたりすると、子どもは話したくてもなかなか話せないんです。子どもたちはとても親思いなんですよ」 <取材・文/此花わか>
此花わか
映画ジャーナリスト、セクシュアリティ・ジャーナリスト、米ACS認定セックス・エデュケーター。手がけた取材にライアン・ゴズリング、ヒュー・ジャックマン、エディ・レッドメイン、ギレルモ・デル・トロ監督、アン・リー監督など多数。セックス・ポジティブな社会を目指してニュースレター「此花わかのセックスと映画の話」を発信中。墨描きとしても活動中。twitter:@sakuya_kono
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