「40歳で結婚願望が消えた」二股の恋を開き直って楽しむ女性の胸の内
“外で会う人”はあくまでも非日常の恋
二股をかけているつもりはない
そのあたりはうまく使い分けているようだ。だが、年下彼が知ったらもめごとになるのではないだろうか。
「私自身は、二股をかけているつもりはないんですよ。年下彼と年上彼は私にとって、役割も立場も違う人だから。どちらかを選ばないといけないのかなあという感じ。恋愛なんだから、いいんじゃないでしょうか。
もし年下彼が怒ったら、どうして怒るのか聞いてみたいですね。結婚はお互い、相手ひとりだけに心身を捧ぐイメージがありますが、私は恋愛しているだけ。時間があれば、もっと他の人ともつきあいたいくらい(笑)」
そう言って、彼女はペロッと舌を出した。今が人生でいちばん自由で楽しいと話す彼女、確かに恋愛における「二股」が悪だと裁くことはできそうにない。
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<文/亀山早苗>
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フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio


