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磯村勇斗系の年下男子と不倫…ときめきの後の顛末は?心のスキマをうめたくて

「こんな最低の女、今まで会った事ないよ」

 どうしようもなくなった奈緒子さんは、仕方なくドアを開けて3人でリビングのソファーに座り話をしたそう。 「急に日曜しか会えなくなった事を怪しく思ったFが、土曜日に様子を見にきたらベランダでタバコを吸うAの姿を偶然見ちゃったみたいで。Fはスゴい剣幕(けんまく)で怒っていて、Aはしょんぼりして涙目でしたね」 「奈緒子はどっちが本気で好きなんだ?浮気相手は俺の方か!」と問い詰めてくるFさんに、つい「二股かけてごめんなさい。最初からどちらもそんなに好きじゃないから、本気も浮気もなくて」と素直に話してしまったそうで…。 「そしたら冷たい目をしたFが『お前の心はどうなってんだ?こんな最低の女、今まで会った事ないよ』と吐き捨てて出て行ってしまったんですよね」

道具にしてしまったと気がつき罪悪感

泣く男 Aくんに泣きながら「好きじゃないのに、何で付き合ったりしたの?」と聞かれた奈緒子さんは「ごめんね」としか言えなかったそう。 「私は今まで、自分の心のすきまを埋めるのに必死で、この2人を寂しさをまぎらわす道具にしてしまったと気がつきました。2人が怒ったり泣いたりしている姿を見て、私だって傷つけられて辛かったはずなのに、酷い事をしてしまったと申し訳なく思いました」  いまだにYさんに弄ばれてしまった傷は全く癒えず、二人をダマしてしまった罪悪感もあり、誰ともお付き合いをしていない奈緒子さん。 「もちろん、一人で飲みに行ったもしていません。あと、もしかしたら私は、まだ本気で男性を好きになった事がないのかもしれませんね」 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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