気性が荒い保護猫ちゃん…家に来た翌日、まさかの姿にビックリ!
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.53】
オグミさん宅のリアンちゃんはリラックスした表情を浮かべ、おうちでの生活を満喫中。その瞳には飼い主さんへの信頼がにじみ出ています。
しかし、実はリアンちゃんには悲しい過去が。こうした姿が見られるようになったのは、猫の幸せを願ったボランティアさんやオグミさんの優しさがあったからでした。
【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
実はリアンちゃんは、多頭飼育崩壊から救出された子です。ある日、オグミさんは妹さんから、保護猫のボランティアをしている同僚の知人が、多頭飼育崩壊の現場から子猫を10匹以上保護し、里親を探していることを聞きました。
その多頭飼育崩壊は、おばあさんが避妊・去勢手術をせずに猫を飼い、放し飼いにした結果、起きたものでした。話を一緒に聞いていた息子さんが猫を見に行くと言ったため、オグミさん自身は猫を引き取るつもりはなかったものの、付き添うことにしました。
ボランティアさん宅では和室に、猫が入れられた大きなケージが2つ、小さなケージが1つ置かれており、その横には小さなキャリーケースが。なかには1匹の茶トラがいました。
「リアンはケージに入れると喧嘩し、他の猫をケガさせてしまうのでキャリーケースに入れられていたようです。ボランティアの方も引っ掻いたり噛まれたりしたらしく、気性が荒いから飼いにくいかもしれないと言われました」
その言葉を聞き、オグミさんは何とも言えない気持ちに。この子は私が引き取らないと、誰にももらわれないかもしれない。そう思い、気づけば「この子にします」という言葉が口から出ていました。