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同性もドン引きする婚活焦りすぎ女の実態

婚活 卵巣年齢の加速とともに、婚活における焦りもフルスロットル状態になりがちなアラサー・アラフォー女子。  我を失うあまり、つい行き過ぎた行動に出てしまうケースも多いようだ。  渡部優香さん(仮名・29歳)は、先輩女性(34歳)の焦りぶりについて話す。  ある日、フェイスブック上の男友達から、先輩女子について『お前の友達の〇〇って誰?』と聞かれた。  聞くと、男友達に『優香ちゃんの友達の〇〇です。今度、飲み会しませんか?』ってメールが入ったとのこと。 「本人に問いただすと、『だって、どうせあなたもその男子食わないでしょ。だったら私に頂戴』とか言うんです。 確かにどうでもいい男友達ではあるけど、それはちょっとルール違反でしょう、と」  少しでもチャンスをものにせんとする、そのバイタリティに脱帽だ。  そして先輩女子は、優香さんの男友達がイマイチだった場合はクラブに引き連れて行き、そこで他の男を物色するダシに使うと明言。 「先輩の年齢を考えるとある意味効率的ではありますが、発言が作業的すぎますよね(笑)」  さらに驚くべきことに先輩女子は、フェイスブック上を渡り歩いては、招待されていない公開イベントに片っ端から参加ボタンを押しているという。 「普通、知り合いがいないと躊躇しますよね。でも彼女は大人数のイベントならまだしも、縁もゆかりもない少人数のイベントでも、好みのイケメンがいたら勝手に参加しますからね。『誰?』て言われたらどうするつもりなんでしょう」  次に川瀬恵美さん(仮名・34歳)は知人女性(38歳)の精神が崩壊していくさまを目の当たりにした。 「毎週末に、必ず『今からクラブでオールしよう』とメールが来るんです。出会いを探すために……私もいい歳だから焦ってはいるけど、さすがに毎週は厳しい。それが規則的に来るもんだから、不気味に思えちゃって。しかも彼女、15歳下の彼氏がちゃんといるんですよ。でも、あまりに年下すぎて結婚相手にはならないからダメなんですって。それで、遊んでる途中にその年下彼氏から電話が来たら『彼が待ってる、帰らなきゃ』と急に情緒不安定になって、私を置き去りにして勝手に帰っていくんです」  一体彼女はどうしたいのか不明だ。  川瀬さんが誘いを断り続けていると、そのうち逆上し、連絡を絶たれたという。 「はあっ?て感じでしたけど、引っ張られる前に縁が切れて良かったかなとは思います」  最後に、同じく逆切れパターンをご紹介。  瀬戸真理恵さん(仮名・29歳)の知人で看護師の女性(35歳)。 「彼女はネットで国際婚活していて、ある日『スペイン人の彼が来日するから空港まで一緒に来て』と言われたのです。正直面倒くさかったし、何となく怪しいと思いましたが、一応了解しました」  だが当日、「スペイン人がどうやら飛行機が遅れて来れないらしい」との連絡が入った。 「完全に騙されていると思って呆れたので、つい返信せずに放置してしまった。その後眠気が襲ってきてつい、昼寝をしてしまったんです」  すると起きた頃には、携帯に女性からの怒りのメールが数通入っていた。 「要するに『返事しろや!!(怒)』ということだったのですが、それはバッくれたスペイン人に言ってよ、と。面倒になって、『そんな大事なことなら電話してくれればよかったのに』と一言だけ返信したんです」  すると女性は発狂。 「『色々とそっちの都合もあるだろうからと思って気を使ってメールにしてやったのに、何だその態度は!』といった文章が長々と送られてきました。私も、寝ちゃっていたことを素直に言うべきだったのかなと思いますが、それもそれで怒られていただろうし、一体どうすれば良かったのか……」  若い女子の余裕の態度は、未婚アラサー・アラフォー女性のセンシティブなハートを刺激してしまうのかもしれない。  だが、いずれ同じ轍を踏まないとも限らない。先輩女子には、気遣いをもって接したいものである。 <取材・文/ヤサ・グレ子>
ヤサ・グレ子
やさぐれ系女子ライター。オッサンの皮を被った乙女。本当は可愛いもの大好き。
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