「日清オシャーメシ トマトのスープごはん」
スギ:最後にランチの話に戻りますが、コロナ禍も経験して、ここまでお話をうかがってきて、もはやランチはこうあるべきとか理想像はひとつにくくれないのかもなあと、思えてきました。
土岡さん:そう思います。忙しい毎日の中だと「こうあるべき」という正解はひとつではありませんし、実際に「オシャーメシ」を朝食に食べているという声もあります。今後、生活スタイルはますます多様化していくでしょうから、手軽に調理でき、汁を飛ばすことなく気軽に食べられ、片付けも簡単な「オシャーメシ」を選択肢のひとつにしてもらえると嬉しいです。
また、私たちが「オシャーメシ」によって「オシャレの押し売り」をあえてToo Muchに提供していくことで、ランチタイムが楽しく心豊かなひとときになり、皆さんのおなかを満たすことができれば、開発担当者としては本望です!
斉藤さん:SNSでも、「オシャーメシ」に“追いチーズ”や“タバスコ”をトッピングしてアレンジされている方を見かけます。楽しみ方も無限大ですよね。
スギ:ランチに限らず、どんな食事も、もっと気軽に自由に楽しむことができたら、食がヒトの心を満たすことにつながり、無理なく毎日が楽しくなるような気がしてきました。そこにヘルシーさやおいしさがついてきたら最強なのも想像できました。私は「食はヒトを幸せにする」をモットーにしながら仕事をしていますが、今日のお話はとっても楽しい気付きになりました。ありがとうございました!
【画像をすべて見る】⇒
画像をタップすると次の画像が見られます
<取材・文/食文化研究家 スギアカツキ>
【
斉藤 あかね】
1992年生まれ。2017年に日清食品に入社。グローバルイノベーション研究センターのライス開発グループを経て、マーケティング部に異動。第7グループでカップライスの商品開発を担当し、新ブランド「日清オシャーメシ」の立ち上げを担う。
【
土岡 洋平】
1984年生まれ。2007年に日清食品に入社。営業部門を経て、マーケティング部でカップヌードルやカップライスなどを担当。その後、宣伝部に異動してCM制作や出稿業務を担当したのち、2020年からマーケティング部 第7グループのブランドマネージャーとして、カップライス商品全般のブランド管理と育成にあたっている。