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重い心臓病になった猫・さぶくんの穏やかな生活。覚悟を決めた飼い主さんの思いとは

愛猫を襲った「拘束型心筋症」

 10歳をすぎた頃、さぶくんは体全体を使って呼吸するように。おかしいと思った飼い主さんはすぐにかかりつけ病院へ行きました。  病院では肺炎を疑われ、レントゲン撮影と抗菌剤注射をすることになりました。しかし、経過観察中に心臓肥大と胸水が見つかり、「心筋症」であることが判明します。  すぐさま心臓治療に明るい専門病院で精密検査をした結果、「拘束型心筋症」であることが分かり、胸水抜去処置を受けました。  拘束型心筋症とは心筋の内側の組織が硬くなり、心臓がうまく動かなくなる病気です。猫の拘束型心筋症は手術が難しいため、さぶくんは投薬治療で突然死のリスクを下げることになりました。当時、飼い主さんは絶望したといいます。 「あと5年くらいは一緒にいれると思っていたのに……と。実は病気が見つかる半年ほど前、SNSでよく見ていた猫さんが突然死し、死後に拘束型心筋症だったことが判明して心臓の病気って恐ろしいと思っていたので、まさか同じ病気なんて……とびっくりしました」

現在は安定し、穏やかな生活ができるように

 しかし、拘束型心筋症は突然死した後に見つかることも多い病気であるからこそ、生きているうちに発見できたことや、一緒に過ごせる時間・できることがまだまだあることに意味を感じ、前を向けるようになりました。 さぶくん 現在、さぶくんは強心薬・利尿剤・抗血栓薬を服用。心臓の状態は安定しています。 「治療開始から1ヶ月ほどは状態が不安定で肺水腫になり、夜間病院に行ったこともありましたが、今は朝晩にお薬タイムがある以外は病気が見つかる前とあまり変わらない生活ができています」 さぶくん
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最後の1秒まで「らしく」過ごせるように
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