「不安を抱えて育った」しゅはまはるみが“不器用な母”に今だから思うこと
演じることで増した、母への理解度
――今は母親とのわだかまりは?
しゅはま:おかげさまで、ありません。今回の京子という母親は自分の母親を参考に作った役柄なのですが、演じることで愛情がなかったわけではないなということも改めてわかったんです。「勝手にしなさいよ!」も心配だから言っているんだって。母に対する理解度が増しましたし、安心できました。愛されてなかったわけじゃなかったんだって。受け止め方や理解が、時間が経つことによって変わることもあるということを、改めて学びましたね。
――変わると言えばRIZAPも話題になりました。あれはどうして挑戦しようと思ったのですか?
しゅはま:『カメラを止めるな!』の前までだいぶ太っていたんですよ。頑張って痩せて撮影に入ったのですが、一度太っていた時期があると、また太りやすいんですよね。忙しいとストレスで食べてしまうのですが、ありがたいことに多忙になり。毎日22時過ぎにご飯を食べていたら10キロ太ってしまって(笑)。これはまずいなと思い、マネージャーに相談しました。それがあの企画につながったという次第です。
――今後については、どういう俳優になりたいですか?
しゅはま:自分ではよくわからないのですが、自分がこうだと思ったお芝居を、どういうシチュエーションでも的確に表現できるようになりたいと思っています。それにゴールはないと思うので、永遠に突き詰めていくしかないと思っていますし、端的に言えば世界に通用する俳優になりたいです。
もう一度、千葉真一さんと共演したかった
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